代表的な緑黄色野菜の1つと言えば、かぼちゃですよね。
かぼちゃは世界中で栽培されていて、品種もたくさんあります。
日本で主に栽培されているかぼちゃは
・日本かぼちゃ
・西洋かぼちゃ
・ペポかぼちゃ
の3種類です。
かぼちゃは甘みがあって小さい子からお年寄りまで、多くの世代に好まれる食材です。
そんなかぼちゃの魅力と、簡単な幼児食レシピ、保存方法をご紹介します。
目次
かぼちゃが多くの世代に好まれる理由
1. 豊富な栄養素
かぼちゃはビタミンE、カロテン、ビタミンB群、カルシウム、食物繊維などが豊富な栄養素です。
ビタミンEにはしわやシミのできにくくする働きがあり、「老化防止」にもなります。
カロテンは抗発がん作用がありますし、ビタミンBはウィルスから体を守る働きをします。
また食物繊維が豊富で、便秘の予防にもなります。
2. かぼちゃそのものが持つ甘み
かぼちゃの旬と言えば秋から冬です。
しかしカボチャが収穫されるのは実は夏から初秋なんです。
収穫してすぐにおいしく食べられますが、3ヶ月ほど寝かせることで熟成し、甘いかぼちゃとなります。
3. レシピが豊富で長期保存も可能
炒め物、蒸し物、煮物、天ぷら、サラダ、スープ、さらにスイーツまで。調理方法によってさまざまな料理に変身します。
またかぼちゃは長期間の保存も可能であるためすごく便利です。
簡単な幼児食レシピ
1. かぼちゃのポタージュ
材料 | 分量 |
かぼちゃ | 200g |
玉ねぎ | 1/4個 |
粉ミルク(なければ牛乳) | 300cc |
小麦粉 | 大さじ1 |
コンソメ | 小さじ2 |
バター | 5g |
塩 | 少々 |
パセリ(あれば) | 少々 |
調理手順
- かぼちゃを1口大に切り、耐熱容器に皮を下にして並べ水を少量入れレンジで2分くらい温め柔らかくする。(まだかたいようならさらに1分チン)
- 玉ねぎはみじん切りし、レンジで30秒温める。
- 鍋にかぼちゃを入れつぶし、2の玉ねぎを投入。
- 火のついてない状態で小麦粉を入れよく混ぜる。
- 粉ミルク(牛乳)、コンソメを入れて弱火で火にかける。
- 沸騰直前になったら塩とバターで味を調える。(沸騰させないように注意)
- 器に入れパセリを散らせば完成
「1歳を過ぎ、ミルクを飲まなくなったけど、大きい缶で買ってしまっていてミルクが余っている。」という方におすすめのメニューです。
2. かぼちゃコロッケ
材料 | 分量 |
かぼちゃ | 200g |
玉ねぎ | 1/4個 |
ミックスベジタブル(あれば) | 大さじ2 |
ひき肉 | 100g |
塩 | 少々 |
小麦粉 | 適量 |
卵 | 1個 |
パン粉 | 適量 |
油 | 適量 |
調理手順
- かぼちゃを軽くラップでくるみレンジで柔らかくなるまで温める。(5分くらい)
- 玉ねぎはみじん切りしてミックスベジタブルと一緒に器に入れ、水を入れレンジで30秒ほど温める。
- ひき肉をフライパンで炒め、軽く塩を振る。
- ボウルにカボチャを入れ温かいうちにマッシャーで潰す。
- 先ほどのボウルに玉ねぎ、ミックスベジタブル、炒めたひき肉をいれ混ぜ合わせ、タネを手で適当な大きさに丸める。
- 丸めたタネに小麦粉、卵、パン粉の順につける。
- 180°くらいの油でこんがり色がつくまで上げたら完成。
タネは小さめにしておくと子供が自分でフォークと使い食べることができます。
手づかみであげる際は、十分冷ましてからあげましょう。
3. かぼちゃの煮物
材料 | 分量 |
かぼちゃ | 1/2個 |
砂糖 | 小さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
水 | 100cc |
- かぼちゃを一口大に切る。
- 鍋に水、砂糖、醤油、みりんを入れ沸騰させる。
- 切ったかぼちゃを鍋に並べる。(皮を下にして)
- かぼちゃが柔らかくなったら火を止めてしばらく置いていく。
- 味がしみ込んだら完成。
煮物を作りすぎた時や、気分じゃなく残されてしまった時などは、次の日ホットケーキの生地に練り込み、お菓子の時にあげています。
ペロリと完食してくれます。
保存方法
かぼちゃは長期保存が可能なのでとても便利です。
丸ごと保存する場合は、1ヶ月~2ヶ月位の保存が可能です。
その際は風通しの良い涼しいところで保存するようにしましょう。
切った場合は、種とワタをきれいに取り除きましょう。
なぜなら種とワタの部分から傷み始めてしまうからです。
必ずきれいに取り除き、ラップをして冷蔵庫で保存します。
1週間くらいで使い切るようにしましょう。
冷凍保存するときは使いやすいようにカットし茹で、冷ましてから保存袋に入れ冷凍しましょう。
調理する際は解凍の必要はなく、そのまま調理できます。
1ヶ月程度保存が可能となります。
まとめ
かぼちゃの魅了を再度まとめると、
- 豊富な栄養素
- かぼちゃそのものが持つ甘み
- 長期保存可能で豊富なレシピ方法がある
ということです。
幼児にもピッタリの食材なので、ぜひ色々な調理方法を試してみてくださいね。
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