大切なお子さんの歯の生え変わり時期について、心配している親御さんもたくさんいることだと思います。
子供の歯が乳歯から永久歯に生え変わるのは大体何歳ごろなのでしょうか?
乳歯が永久歯に生え変わるのには一定の時期があり、抜ける時期が来たら歯がグラグラし始めて順番に永久歯に生え変わっていきます。
子供の乳歯が抜けて永久歯に生え変わる時期の目安についてまとめました!
目次
子供の歯が抜け始める時期
子供の乳歯が永久歯に生え変わるときには時期があり、生え変わる時期がやってくると順番に乳歯から永久歯へと生え変わっていきます。
6歳前後に下の前歯から抜け始める
子供の年齢が6歳前後になると、永久歯が抜けはじめる時期がやってきます。
ですが、6歳になれば歯が抜け始めるというわけではなく、早い子であれば4歳頃に、遅い子だと小学校に入学した7歳頃に抜け始めることがあります。
12歳前後には全て永久歯に生え変わる
子供が小学校6年生くらいになると、すべての歯が永久歯に生え変わっていることが多いです。
そして、中学生くらいの年齢になると、乳歯の頃には生えていなかった奥歯の永久歯が新しく生えてきます。
子供の歯が抜ける順番
- 6歳頃…下の前歯が永久歯に生え変わる
- 7歳~8歳頃…上の前歯が永久歯に生え変わる
- 8歳~9歳頃…前歯に近い歯から順番に永久歯に生え変わる
- 10歳~11歳頃…奥歯が永久歯に生え変わる
- 12歳~中学生頃…今まで生えていなかった奥歯の永久歯が生えてくる
- 15歳以降…親知らずという、一番奥の歯が生えてくることがある(生えない人もいる)
- 乳歯は全部で20本生え、前歯から順番にA、B、C、D、E、というように表します。
ほとんどの場合、下の前歯の乳歯から抜けていくため、一番最初に抜ける歯は下の前歯の「A」の歯のことが多いです。
下のAの前歯が両方抜けた後に、上のAの前歯が抜けていきます。
その後、B、C、D、Eといった順番で抜けて行きます。
ですが、歯が抜ける順番には個人差があり、抜ける年齢についてもあくまでも目安になっています。
お子さんの歯が目安の年齢になっても抜けないからと言って焦ることはせず、個人差があるものだと理解して、見守ってあげるようにしてください。
なかなか歯が生え変わらないのはなぜ?
乳歯が永久歯に生え変わる時期になっても歯が生え変わらない時、お子さんの歯について心配になってしまうこともあるかもしれません。
生え変わりの時期はあくまでも目安ですので、それほど心配する必要はありませんが、どうしても心配だという場合は歯医者さんに行って相談してみると良いでしょう。
口のレントゲンを撮って永久歯があるかどうかを確認してもらい、永久歯があることがわかったら、そのまま生え変わる時期を待つようにします。
ですが、中には生まれつき永久歯がない先天性欠如のお子さんもいますので、その場合は今後のことを歯医者さんに相談して決めていくようにしましょう。
歯並びを悪くしないために出来ること
まだ乳歯が抜ける準備が出来ていないのに、下から永久歯が生えてきてしまうと、歯並びに影響が出てしまうことがあります。
乳歯がグラグラしてくるためには、永久歯が歯てくる準備が出来たときに、乳歯の根を溶かして抜けやすくする必要があります。
乳歯が全く動いていない状態なのに永久歯が生えてきてしまったときは、乳歯の根を溶かすことが出来ていないことが考えられます。
この場合は歯医者さんに行って抜歯をしてもらうようにしましょう。
歯がグラグラしているのであれば、そのまま様子を見ていても大丈夫ですが、いつまでも抜けない時は歯医者さんに行って抜歯をしてもらいましょう。
永久歯が生えてこない時
乳歯が抜けたのになかなか永久歯が生えてこないというようなときは少し心配になってしまいますよね。
この場合、半年も永久歯が生えてこないというときは、歯医者さんに行って相談してみるようにしてください。
3ヶ月程度生えてこないことはあまり珍しくありませんので、焦らずに様子を見てあげるようにしてください。
まとめ
- 一番最初の乳歯が抜けるのは6歳前後
- 12歳頃には全ての歯が永久歯に生え変わることが多い
- 中学生頃には今まで生えていなかった奥歯の永久歯が生えてくる
- 15歳を過ぎると、親知らずが生えてくることがある
- 歯が生え変わる時期には個人差がある
- 乳歯が全く動いていないのに永久歯が生えてきてしまったら、歯並びへの影響も考えて歯医者さんを受診する
- 半年たっても永久歯が生えてこない時は歯医者さんに相談する
乳歯が永久歯に生え変わり始める時期は、6歳前後のことが多いです。
下の前歯が抜けた後に上の前歯が抜けることが多く、その後順番に奥の歯が抜けていきます。
歯が生え変わる時期には個人差があるため、みんなが同じ時期に生え変わるものとは限りません。
お子さんの歯がなかなか生え変わらないからと言って焦ることはせず、見守っているようにしてください。
まだ乳歯がグラグラしていないのに下から永久歯が生えてきてしまったようなときは、歯医者さんに相談することをお勧めします。
永久歯は生涯を共にする大切なパートナーです。
虫歯にならないように、毎日のケアをしっかりと行うようにしましょう。
コメントを残す