赤ちゃんがインフルエンザに！タミフルの飲ませ方と副作用について

赤ちゃんがインフルエンザにかかってしまったら、ママはとても心配になりますよね。

病院で診察してもらうとタミフルを処方されることがありますが、赤ちゃんにタミフルを飲ませても大丈夫なのでしょうか？

副作用の心配は？異常行動は？など不安な点は沢山あると思います。

そこで今回は、タミフルの副作用や赤ちゃんへの飲ませ方、異常行動についてまとめました。

赤ちゃんはタミフルを飲んでも大丈夫？

赤ちゃんがインフルエンザにかかってしまったとき、タミフルが処方されることがあります。

タミフルは赤ちゃんが服用しても問題のない治療薬なのでしょうか？

2016年の11月末に、1歳未満の赤ちゃんへのタミフルの使用が厚生労働省により了承され、医療保険が適用されるようになりました。

このことにより、赤ちゃんにタミフルを処方するお医者さんもいますが、積極的に利用しないお医者さんもいるようです。

1歳未満の赤ちゃんにタミフルを使用する場合、安全性や有効性は確立されていないとのことですが、厚生労働省の発表からは赤ちゃんがタミフルを使用しても大丈夫ということになります。

タミフルの副作用はどんなもの？

どんな薬にも副作用はありますが、タミフルを服用した時も副作用が起きることがあります。

タミフルの主な副作用は以下のような症状です。

こういった症状が現れた場合は早めにお医者さんに相談するようにしましょう。

また、これらの副作用以外にもさらに注意が必要な副作用もあります。

上記のような症状が現れた場合は使用をやめ、すぐにお医者さんに相談してください。

赤ちゃんにタミフルを飲ませる時はどうやって飲ませたらいい？

赤ちゃんに処方されるタミフルは「タミフルドライシロップ」というもので、少しの水に溶かして与えるようにします。

でも、味が赤ちゃんの好みでない場合、スムーズに飲んでくれないことがあります。

こんな時はチョコレートアイスやヨーグルトに混ぜて食べさせたり、オレンジジュースやスポーツドリンクに混ぜても飲ませやすくなります。

また、市販されている薬を服用するためのゼリーも効果的です。

タミフルを飲ませたとき、嘔吐してしまった場合は、飲んですぐの時はもう一度飲ませても大丈夫ですが、30分以上経過している時は飲みなおすことはやめましょう。

タミフルで異常行動を起こすって本当？

タミフルを10代の患者が服用して転落事故を起こすなどの事故も報告されていますが、タミフルが原因で起きた行動かはわかっていません。

因果関係ははっきりわかっていませんが、厚生労働省は平成19年、10歳以上の未成年の患者へのタミフルの使用を原則として差し控えると発表しました。

インフルエンザウイルスが原因で異常行動を起こしてしまう子供もいて、急に興奮状態になって部屋の中を走り回ったり、幻覚を見て怯えて泣き出す、急に笑い出すなどといった行動をとる子供もいます。

異常行動を起こすのはタミフルを使用していない時でも起きますので、赤ちゃんや子供がインフルエンザにかかってしまったら、一人で過ごす時間を作らず、近くで見守ってあげるようにしてください。

まとめ

赤ちゃんがインフルエンザにかかってしまったとき、赤ちゃんが1歳未満の場合でもタミフルが処方されることがあります。

タミフルが処方された場合は医師の説明に従って服用し、副作用が現れた場合は医師に相談するようにしましょう。

タミフルを飲ませるときは水や薬を飲むためのゼリーなどに混ぜて飲ませ、飲んですぐ嘔吐した場合は飲みなおしても大丈夫です。

ですが、飲んで30分以上経っている場合は再度飲ませるのはやめましょう。

タミフルで異常行動を起こすのではないかと心配になるかもしれませんが、タミフルと異常行動の因果関係はわかっていません。

インフルエンザウイルスの影響で異常行動を起こす場合も考えられますので、赤ちゃんや子供がインフルエンザにかかってしまったときは、子供を一人にしないようにしましょう。