日本人と言えばやっぱり納豆!
簡単に食べることが出来て、美味しいうえに栄養満点、おまけに安く手に入ることから納豆は多くの主婦の見方ですよね。
そんな納豆ですが、実は離乳食の頃から食べさせてあげることが出来ます。栄養満点ですし、是非我が子にも食べさせてあげたいですよね。
でも納豆って大人が食べる時と同様に食べさせてもいいの?と疑問に思われる人も多いと思います。
今回は離乳食で初めて納豆を使うときの食べさせ方、注意点を紹介していきます。
目次
納豆はいつから食べさせていいの?
離乳食初期(生後5ヶ月~6ヶ月)から与えることが出来ます。
しかしそのまま食べさせてはいけません。生後5ヶ月~6ヶ月頃は早い子でもまだ前歯が生えてきた頃ではないでしょうか。
もちろん食べ物を嚙み切ることが出来ない頃ですし、消化機能もまだまだ未発達です。ですから始めて与える時は、納豆を沸騰したお湯で茹でて、すり鉢で細かくつぶし、10倍がゆに混ぜて与えるようにしましょう。
納豆を茹でることですりつぶしやすく、粘り気も抑えられるので、食べさせやすくなります。
また、ひきわり納豆の方が小粒で調理しやすいのでオススメです。
量はどのくらいあげたらいいの?
納豆のはっきりとした規定はありませんが、同じ大豆である豆腐は初期の頃で約30g、中期の頃で約40g、後期の頃で50gくらいが1回当たりの目安量となっています。
離乳食では豆腐もあげることも多いと思います。食事バランスが〝大豆″だけに偏らないように注意して与えてください。
納豆をあげるときの注意点と下ごしらえの方法は?
食べさせやすいように細かく刻んで
先ほども述べましたが、離乳食を食べている赤ちゃんはまだ嚙む力も消化器官も未発達です。納豆は茹でて、すり潰したり、細かく刻んで食べやすくしてから与えましょう。
大豆アレルギーに注意
納豆の原料は大豆です。大豆アレルギーの可能性もあるので与える時は少量からあげるようにしましょう。
基本的に初めて食べさせる食材は、平日の午前中にあげるようにします。もしもアレルギー反応が出たときにかかりつけの小児科で診てもらえるようにするためです。
食べさせた後はお口の周りや手をよく拭き清潔にし、顔や体に発疹など出ていないか注意してみてあげてくださいね。
タレは使わない
付属のタレは塩分が多いため離乳食時期は使いません。大人の料理に使用できるので、捨てずに他の料理などに使うのも1つの手です。
余った分は冷凍保存
離乳食時期は食べられる量も少ないため1度にすべて食べきることはできません。そのような場合は冷蔵保存ではなく冷凍保存をしましょう。
1度あけたパックは冷蔵保存だと隙間から菌が入り込んでしまいます。1食分ずつラップに平らに伸ばし保存しましょう。私は離乳食で使う分取り分けたら、残りは自分で食べていますよ。
納豆を使った離乳食レシピ
10倍納豆がゆ~離乳食初期~
材料 | 分量 |
10倍がゆ | 適量 |
ひきわり納豆 | 小さじ2 |
- 納豆をお湯で茹で、すり鉢ですりつぶす(もしくは包丁で細かく刻む)
- 10倍がゆに混ぜたら完成
茹でることで粘り気が無くなり食べやすくなります。時間がない時は茶こしなどに納豆を入れて上からお湯をかけるだけでもいいです。
初期の頃はまだこのくらいしか食べることはできませんが、大きくなるにつれてレパートリーも増えていきますよ。
納豆とじゃがいものおやき~離乳食中期~
材料 | 分量 |
ひきわり納豆 | 1パック |
じゃがいも | 1個 |
にんじん | 1/3本 |
ほうれん草 | 1房 |
片栗粉 | 大さじ3 |
ベビー用粉末だし | 小さじ1 |
- じゃがいもはよく洗い皮を剥いて小さく切り茹でてマッシュする
- にんじんは細かくみじん切り皿に入れ水(分量外)も加え電子レンジで30秒加熱する
- ほうれん草は柔らかめに茹でてみじん切りにする
- ボウルに納豆、じゃがいも、にんじん、ほうれん草を入れてよく混ぜ合わせる
- 片栗粉、ベビー用粉末だしを加えさらに混ぜ合わせる
- フライパンに油を薄く引きよく熱したら弱火~中火で焼いていく
- 焦げないように両面焼いて、食べやすい大きさに切ったら完成
冷凍保存が可能になりますので多めに作って常備させておくことが出来ます。食べさせるときは電子レンジで温めるだけで大丈夫です。
納豆うどん~離乳食後期~
材料 | 分量 |
うどん | 80g |
納豆 | 20g |
青のり(あれば) | 少々 |
しらす | 大さじ1/2 |
めんつゆ | 小さじ1 |
- うどんは食べやすいように3㎝くらいに切り、柔らかめに茹でておく
- ボウルに納豆、青のり、塩ぬきしたしらすを入れてよく混ぜ合わせる
- めんつゆも加えさらに混ぜあわえる
- お皿に茹でたうどんを盛り、その上に混ぜ合わせたものをのせれば完成
ご飯にだけではなくうどんとも相性抜群の納豆です。ご飯に飽きたときはのどごしつるつるのうどんをあげると食べてくれますよ。
初めて納豆を与える時の注意点のまとめ
- 茹でて粘り気をとる
- 食べやすく消化しやすいよう細かくするつぶす
- 少量からスタートする
栄養満点、貧血防止にもなる納豆是非子供にも食べさせたいですよね。
しかし初めて離乳食で納豆を与える時は、上記のポイントに気を付け与えていってください。
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