赤ちゃんのしゃっくりが多い原因は?正しい止め方を紹介

赤ちゃんって、しゃっくりが多いと思いませんか?

うちには生後4ヶ月の赤ちゃんがいるのですが、一日に何度もしゃっくりをします。

そして、一回のしゃっくりの時間が長いです。

たまにしゃっくりのし過ぎで、本人も不快なのか泣きだしてしまうときもあります。

「まぁ、しゃっくりだし大丈夫かな。」と思っていても、回数が多かったり時間が長かったりすると可哀想だし心配になりますよね。

そこで、しゃっくりの原因と止め方をご紹介したいと思います。

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なぜ、赤ちゃんはしゃっくりが多いの?

しゃっくりは、横隔膜が刺激を受け痙攣(けいれん)することで起こります。

赤ちゃんのしゃっくりが多いのは、横隔膜が未発達なため特に刺激に弱く痙攣を起こしやすいからです。

では、どういった刺激で痙攣が起こるのでしょうか?

① 母乳やミルクを飲む、離乳食を食べる

母乳やミルクを飲んだり離乳食を食べたりすると、胃が膨らみます。

その膨らんだ胃が横隔膜を圧迫することで、刺激されてしゃっくりが出ます。

② 空気を多く吸い込む

授乳の際、赤ちゃんは母乳やミルクと一緒に空気を吸い込んでしまいます。

吸い方が上手くない赤ちゃんや乳首をくわえる角度によって、口元に隙間ができて多くの空気を吸い込んでしまいます。

一緒に吸い込んでしまった空気が多ければ多いほど、胃が膨らみ横隔膜を圧迫するので、それが原因でしゃっくりが起こります。

③ 体が冷える

体が冷える=内臓が冷えることで横隔膜が刺激されてしゃっくりをする場合もあります。

赤ちゃんはおむつの中でおしっこをするので、濡れたおむつが冷たくなって体が冷えてしまいます。

おしっこは一日に何度も出るものなので、そのせいで何度もしゃっくりをします。

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どうしたら、しゃっくりを止められるの?

赤ちゃんのしゃっくりが多いと心配になりますが、赤ちゃんの機嫌が良い場合は無理に止める必要はありません

自然に止まるものですが、あまりに長く続いて機嫌が悪くなると止めてあげたいですよね。

では、どのような方法でしゃっくりが止まるのでしょうか?

① 飲み物を飲ませる

母乳やミルクを飲んだり離乳食を食べたりしたことが原因でしゃっくりが出ている場合は、新たに何かを飲みこんだ刺激で止まることがあります。

そのため、少量の母乳やミルク、白湯や麦茶を飲ませてあげましょう。

② 体を温める

体が冷えていることが原因でしゃっくりが出ている場合は、体を温めてあげましょう。

体、特に腹部をさすってあげるだけでも十分効果的ですが、冬場なら温めたおしぼりタオル等を当ててあげるとより効果的です。

③ おむつを替える

おむつが濡れていることが原因である場合は、おむつを替えてあげましょう。

おむつがおしっこで濡れている時間が長ければ長いほど、冷たくなって体が冷える原因になります。

④ げっぷを出してあげる

授乳で空気を多く吸ってしまったことが原因でしゃっくりが出ている場合は、げっぷを出してあげることでお腹の圧迫感が和らぎます。

もし、げっぷが出なくても、背中をさすったりトントンしたりしてあげるだけでも、十分に効果はあります。

参考:赤ちゃんはげっぷが出ないと吐く?げっぷを上手に出すためのコツも紹介!

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しゃっくりが多くても、病気の可能性はない?

あまりにも赤ちゃんのしゃっくりの回数が多いと、何かの病気ではないかと心配になりますよね。

先にも挙げたように、赤ちゃんのしゃっくりは刺激で起こるものなので、特に心配する必要はありません

内臓機能が発達してくる6ヶ月頃から落ち着いてくるようです。

ただ、病気の心配が全くないとも言えません。

肺炎や内臓の炎症のせいで、横隔膜が刺激されてしゃっくりが出ている場合もあります。

  1. いつもより元気がなく、ぐったりしている。
  2. 母乳やミルクを飲まない
  3. 機嫌が悪い

これらが当てはまる場合は、一度小児科へ受診しておきましょう。

また、離乳食を開始している赤ちゃんは、食べ物などのアレルギー反応でしゃっくりが出ていることもあります。

湿疹、くしゃみ、鼻水、目の充血など、他のアレルギー症状が出ていないか観察し、症状が出ている場合は速やかに小児科を受診しましょう。

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まとめ

赤ちゃんのしゃっくりが多くても、それは内臓機能の成長と共に落ち着き、特に心配する必要がないとわかりました。

ただ、あまり長くしゃっくりが出ていると可哀想なので、

① 飲み物を飲ませる

② 体を温める

③ おむつを替える

④ げっぷを出してあげる

この方法で少しでも早く止めてあげたいですね。

特に心配する必要のないしゃっくりですが、稀に病気が原因のときもあります。

「いつもと様子が違うな。」と感じた時は、一度小児科を受診するようにしましょう。

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