子供のフッ素歯磨き粉の中で一番有名なクリニカキッズ。
でも、「フッ素歯磨き粉って一体何歳から使ってOKなんだろう?」と迷ってしまうお母さんも多いのではないでしょうか?
また、「成分は本当に安全なのか?」というところも気になるところですよね。
そこで今回は
- クリニカキッズが何歳から使えるのか?
- 成分は本当に安全なのか?
- 一番安全な歯磨き粉は?
という疑問に答えていきたいと思います。
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目次
クリニカキッズは何歳から子供に使える?
結論から言うと、
フッ素入り歯磨き粉は1歳半〜2歳半の間に使い始めるのが一般的です。
どうしてかというと、子供の口の中で細菌が繁殖し始めるのが1歳半〜2歳半の間だからです。
この時期は虫歯の窓とも呼ばれる時期で、この時期に虫歯菌の定着を防ぐことができれば、一生虫歯になりずらい子供になると言われています。
ただ、この時期の子供は歯磨き粉を飲み込んでしまうことも多いため、万が一飲み込んでも安心な歯磨き粉を使うことが大事です。
では、クリニカキッズは飲み込んでも大丈夫なのでしょうか?
クリニカキッズの成分は安全?歯磨き粉を飲んでしまうお子さんには注意が必要
まず、クリニカキッズに入ってる成分は以下になります。
- 湿潤剤:ソルビット液
- 湿潤剤:PG
- 清掃剤:無水ケイ酸A
- 清掃剤:無水ケイ酸
- 発泡剤:ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
- 発泡剤:POE硬化ヒマシ油
- 発泡剤:POEステアリルエーテル
- 発泡剤:ラウリル硫酸Na
- 香味剤:香料(いちごタイプ / グレープタイプ / ピーチタイプ)
- 香味剤:キシリトール
- 香味剤:サッカリンNa
- 薬用成分:PEG4000
- 薬用成分:フッ化ナトリウム(フッ素)
- 薬用成分:デキストラナーゼ
- 粘度調整剤:カラギーナン
- 粘度調整剤:キサンタンガム
- 安定剤:酸化Ti
- 安定剤:DL-アラニン
- 粘結剤:アルギン酸Na
色々とありますが、キシリトールやフッ素なんかはよく見かける成分ですし、虫歯予防に効果がイメージもありますよね。
キシリトールは、殺菌作用のある唾液の分泌を促すので、虫歯予防になると言われていますし、
フッ素は、歯をコーティングして虫歯を酸から守ってくれる働きがあります。
しかし、実はクリニカキッズの中には子供にとって有害な成分も含まれています。
クリニカキッズに含まれる危険な3つの成分
その成分というのが、
- フッ素
- ラウリル硫酸ナトリウム
- サッカリン
の3つです。
「え、フッ素って、わざわざフッ素配合って書くぐらいだから良い成分なんじゃないの!?」
と、私自身思いましたし、多分皆さんもそう思ったんじゃないかと思います。
では、一体何がどう危険なのでしょうか?
以下にこれら3つの成分の危険性をそれぞれ解説します。
フッ素
フッ素は、歯をコーティングして虫歯菌の酸から守ってくれるというのは本当です。
しかし、飲み込んで体内に取り込んでしまうと、一気に有害な成分に変わってしまうのです。
健康被害のリスクとしては、記憶や学ぶ能力に影響を与えるという報告があります。
歯医者さんなどでフッ素を塗ってもらう場合であれば、飲み込む心配はないので安心なのですが、歯磨き粉だと飲み込んでしまうことがあるので注意が必要な成分のひとつなんです。
ラウリル硫酸ナトリウム
ラウリル硫酸ナトリウムはシャンプーなどにも入ってる洗浄成分のことです。
合成界面活性剤などとも呼ばれることがありますね。
ラウリル硫酸には、発がん性の毒性があると言われていて、シャンプーに含まれていること自体も危険と言われています。(厚生省は否定していますが…)
シャンプーでも危険かもしれないと言われるものが、歯磨き粉に入っているというのはあまりにも怖すぎますよね…。
しかも、以下のメダカを使った実験で恐ろしい結果が出ています。
なんと、ラウレス硫酸ナトリウムが含まれた歯磨き粉を投入した水槽のメダカは32分で全滅してしまいました…。
こんな成分が入った歯磨き粉を子供に使うのは、正直怖いなと思ってしまいますね。
サッカリン
サッカリンというのは、砂糖の500倍の甘さを持つ人工甘味料です。
毒性としては発がん性が危険視されています。
現在は問題はないという見方も増えてきているようですが、マウスを使った実験では以下のような結果が得られたようです。
1980年にカナダで行われたラットを使った研究では、餌に5パーセントのサッカリンナトリウム混ぜ2世代にわたり与えたところ、その子供の雄(おす)45匹のうち8匹が膀胱がんを発症した。しかし親には発がん性は見られなかった。(渡辺雄二著:食品添加物の危険度がわかる事典より引用)
子供のマウスに発がんが見られたところを見ると、やはり子供の口に入れるのは少し抵抗がある成分だなと思ってしまいますね。
クリニカキッズ以外のほとんどの歯磨き粉も危険?
実は、クリニカキッズだけではなく、市販の歯磨き粉には大抵上に挙げた有害物質が入っています。(大人用の歯磨き粉もなので注意してください)
代表的な子供用歯磨き粉で言うと、
- にこピカ 歯みがきジェル
- アパガード アパキッズ
- クリアクリーンキッズ
- サンスターDo 薬用こどもハミガキ
- クリニカKid’s ハミガキ
- ライオンこどもハミガキ ガリガリ君
辺りの商品です。
口をゆすいで吐き出せるお子さんであれば問題ありませんが、歯磨き粉を飲み込んでしまうお子さんの場合には、なるべく危険物質が入っていない歯磨き粉を選んであげましょう。
虫歯菌も除去できて成分も安全な歯磨き粉
「子供にはできるだけ安全な歯磨き粉を使ってあげたい…」
そんなお母さんに、子供に使ってあげたい安全でおすすめの歯磨き粉があります。
それは「ブリアン」という最近開発された子供用の歯磨き粉です。
ブリアンはフッ素、ラウリル硫酸ナトリウム、サッカリンなど、クリニカキッズに配合されていて危険視されている成分は一切使われておらず、子供が飲み込んでも平気な成分だけで作られています。

しかも、それだけではなく、世界で初めて虫歯菌が除去できる歯磨き粉でもあります。
虫歯菌は一度感染してしまったらもう除去することは出来ないというのが定説でしたが、ブリアンはそんな虫歯菌を除去できるということで今大きく話題になっています。
安全な上に虫歯菌が除去できるって嬉しいですよね。
クリニカキッズには、そもそも虫歯菌を除去できる成分は入っていないし、危険な成分も入っていますからね。
そういった意味では、虫歯菌を除去できて成分も安全なブリアンは、歯磨き粉の本来あるべき姿なんじゃないかと私は思います。
山口もえさんなど、芸能人のお母さんも使い始めているそうなので、安全な歯磨き粉をこだわりたい方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
まとめ
- フッ素入り歯磨き粉のクリニカキッズは1歳半〜2歳半の間に使い始めるのが一般的
- クリニカキッズの危険成分は、フッ素、ラウリル硫酸ナトリウム、サッカリン(ただし微量であれば大丈夫)
- 子供の安全にこだわるならブリアンがおすすめ
クリニカキッズは、正しく使えば虫歯から歯を守ってくれますが、やはり飲み込んでしまうとあまりよくない成分です。
もしクリニカキッズを使って子供に歯磨きをさせる場合には、必ず口をゆすいで吐き出させるようにしましょう。
口をゆすぐことが出来ない子供には、有害成分が入っていないブリアンを使ってあげるのが一番だと思いますよ☆
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