子供のインフルエンザ予防接種2回目の間隔は?1回だけでも効果ある?

インフルエンザの予防注射は、子供の場合2回受ける必要があると言われていますが、1回目と2回目でどのくらいの間隔を空ければよいのか分からないお母さんも多いと思います。

また、「実際は1回でも十分効果あるんじゃないの?」と思ったりするお母さんもいるかもしれません。

費用面のことなどを考えると、1回である程度効果が期待できるのであれば、2回目はいいのかなと思ってしまいますもんね。(現に私はそう思っていました笑)

そこで今回は、

  • 子供のインフルエンザ予防接種を2回行う場合の間隔
  • 1回でも果たして効果はあるのか?

についてしっかりお答えしていきたいと思います。

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■子供がインフルエンザ予防接種を2回行う場合の間隔は?

13歳未満の子供がインフルエンザの予防接種をする時、2回予防接種をすることが必要になります。

予防接種を行う時、1回目の予防接種と2回目の予防接種の間隔は2週間~4週間とされていて、4週間間隔をあけて予防接種を受けることが最も良いと言われていいます。

2回の予防接種を受けるときに気を付けた方が良いのが、1回目の予防接種を受ける時期です。

インフルエンザの流行期を迎える前に2回目の予防接種を終えることが出来るように、きちんとスケジュールを組んで予防接種を受けましょう。

参考→予防接種のスケジュール一覧!3歳までに打っておくべきワクチンは?

10月の末頃になると予防接種が始まりますので、なるべく早いタイミングで1回目の予防接種を済ませ、2回目の予防接種は12月中に終えられるようにしましょう。

■1回だけでも効果はある?

13歳未満の子供はインフルエンザの予防接種を2回する必要がありますが、なぜ2回するのかはあまり知られていないかもしれませんね。

「大人と同じ1回ではダメなの?」という疑問もあるでしょうが、13歳未満の子供は1回の接種だけでは充分な効果が得られないことがあります

13歳未満の子供はインフルエンザの抗体が出来にくいため、2回接種してしっかり抗体を作るのが良いとされています。

インフルエンザの予防接種を2回打つことで、1回の接種に比べてとても高い免疫が付くことがわかっていて、その効果も3ヶ月~5か月程度続くと言われています。

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■副作用はあるの?

インフルエンザの予防接種を行ったとき、副作用が現れることがあります。

代表的な副作用は、注射を打った場所が赤く腫れるというものです。

また、注射を打った場所がかゆくなったり、硬くなる、熱を持つなどという副作用も良く見られます。

こういった副作用は全体の10%~20%に見られます

どうしてこのような状態になるのかというと、インフルエンザワクチンに体がしっかりと反応しているからで、抗体が作られている証拠になります。

これ以外にも、以下のような副作用が現れることがあります。

【インフルエンザ予防接種の副作用・・・全身症状】

  • 発熱
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 寒気
  • 吐き気や嘔吐
  • 下痢
  • めまい
  • 関節痛や筋肉痛

全身症状として出る副作用は、予防接種を行った人の5%~10%の人に起こると言われています。

稀に重篤な副作用として、喘息発作やアナフィラキシー、ギランバレー症候群などを起こすこともありますので、異常を感じた場合はすぐに病院に相談する、または受診するようにしてください。

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■料金はどのくらいかかる?

インフルエンザの予防接種を受けるとき、料金がいくらかかるのか気になりますよね!

インフルエンザの予防接種は任意接種になるため保険の適用にはならず、接種費用の全額を自己負担する形になります。

料金は病院によって異なるため、自分が予防接種を受けようと思っている病院に確認してみるのが一番良いです。

予防接種の料金の目安としては、2,000円~4,000円程度になり、1回目の予防接種を受けて2回目も同じ病院で受けると割引があったり、家族で受けると割引があるなどという病院もあるようです。

予防接種の料金を抑えたいというのであれば、いくつかの病院に確認してみると良いですよ!

■何科で打ってもらうべき?

実際に予防接種を受けるときは何科に行くのが良いのでしょうか?

お子さまが予防接種を受ける場合は、かかりつけの小児科で受けるのが一番望ましいです

お子さんが受診しているかかりつけ医院であれば、それまでの病状やアレルギーの有無などもわかっていることが多いですので、かかりつけ医院に行くのが良いですね。

ですが、子供のインフルエンザの予防接種は小児科以外でも受けることが出来ます。

どこでインフルエンザの予防接種を行っているかは、自治体のホームページなどでも確認することが出来ますよ!

子供と一緒にママも予防接種を受けたいというのであれば、小児科と内科を専門に診ている病院に行くと安心です。

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■まとめ

  • インフルエンザの予防接種を2回行う間隔は2週間~4週間程度で、4週間が最も良い
  • 13歳未満の子供はインフルエンザの抗体が出来にくいため1回の接種では充分な効果が得られない
  • インフルエンザの予防接種には副作用があり、代表的な副作用は局所の赤みと腫れ
  • 予防接種の料金は病院によって異なるが、2,000円~4,000円程度のことが多い
  • 予防接種を受けるときはかかりつけ医院で受けるのが安心だが、他の実施医療機関でも受けることが出来る

13歳未満の子供はインフルエンザの抗体が付きにくいため、2回予防接種を行うのが良いとされています。

2回目の予防接種は2週間~4週間間隔をあけて行いますが、一番効果が得られるのが4週間間隔をあけて2回目を行うことです。

予防接種には副作用がありますので、注射を打つことで局所が赤く腫れたり、熱が出るなどといった全身症状が出ることもあります。

子供に2回も予防接種を行うのは痛い想いをさせてかわいそうだと思うかもしれませんが、予防接種を受けることでインフルエンザに感染しにくくなったり、重症化を防ぐ効果が期待出来ますので、流行期を迎える前に予防接種を済ませるようにしましょう!

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