まだ生まれて間もないころに赤ちゃんの頭やおでこに黄色いかさぶたが出来てしまうと、とっても不安になりますよね。
私も初めての子育ての時に、赤ちゃんに同じようなかさぶたが出来て心配な日々を過ごした経験があります。
乳児湿疹で赤ちゃんの頭皮やおでこ、眉毛などに黄色いかさぶたが出来てしまうことを「乳児脂漏性湿疹」といいます。
乳児脂漏性湿疹は赤ちゃんの湿疹の中では代表的なものになりますので、慌てずに対処をしてあげましょう。
今回は、乳児湿疹で黄色いかさぶたが出来てしまったときの正しい取り方と、はがす時の注意点についてお伝えします。
乳児湿疹で黄色いかさぶたが出来たときのはがし方
赤ちゃんの頭皮やおでこ、眉毛などに黄色いかさぶたが出来てしまった場合、ベビーオイルをしみこませたコットンでかさぶたをふやかしてから取るようにすると良いです。
方法としては、ベビーオイルをしみこませたコットンを患部に当てて10分程度湿布をし、かさぶたがふやけてきたら赤ちゃん用のシャンプーを使ってキレイに頭を洗います。
この時、かさぶたを無理にはがしてしまわないようにしましょう。
シャンプーをするときは、たっぷりの泡で赤ちゃんの肌を優しく包み込んでマッサージをするように洗ってあげると良いですよ!
洗った後は、シャンプーが肌に残らないようにしっかりとすすいでくださいね。
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かさぶたをはがすときの注意点
かさぶたを取るときはふやかして取るようにしますが、なかなか取れない場合は無理にはがすことはやめましょう。
無理にはがそうとすると、赤ちゃんの肌に傷を付けてしまうこともあります。
そうすると、出来てしまった傷から細菌が侵入して、他のお肌トラブルを起こしてしまうこともあります。
中々はがれないかさぶたがあったとしても、毎日のケアをしっかりと行い、お風呂に入れて清潔にすることで、頑固なかさぶたも自然とはがれるようになります。
赤ちゃんのお肌に傷が出来てしまうのはかわいそうですから、くれぐれも無理にはがすことはやめましょうね!
乳児脂漏性湿疹とは
生まれてすぐの赤ちゃんは、お母さんからのホルモンの影響を受けて皮脂の分泌が活発になっていて、耳の周りや頭皮などに黄色いかさぶたが出来てしまうことがあります。
皮脂の分泌が活発に行われることで毛穴が詰まりやすくなり、汚れも溜まりやすくなります。
赤ちゃんは毛穴の機能がまだ未熟なこともあり、皮脂の分泌が活発に行われていると毛穴が詰まって脂漏性湿疹が出来てしまうのです。
脂漏性湿疹のケア
脂漏性皮膚炎は皮脂がたくさん分泌されてしまうことが原因で起こります。
これを改善することは難しいため、皮脂で毛穴が詰まったり、溜まってしまうことを防ぐことで症状を改善することが出来ます。
一番大切なことはお肌を清潔に保つこと!
毎日お風呂に入れて赤ちゃんのお肌を清潔に保ち、ベビーローションや赤ちゃんにも使うことが出来る保湿剤を使って、保湿対策も忘れずにしてあげましょう。
また、赤ちゃんが使う寝具も綺麗な状態にして清潔を保つようにしましょう。
寝具には赤ちゃんの皮脂や黄色い汚れが付いてしまっていることがあります。
ダニやほこりで汚れていることもあり、こういったことが刺激になって湿疹が酷くなってしまうこともありますので、毎日新しい寝具に交換して綺麗な物を使わせてあげましょう。
乳児脂漏性の湿疹の後は乾燥性の湿疹に注意!
乳児脂漏性湿疹は赤ちゃんが生後3~4ヶ月頃になると症状が落ち着いて、徐々に改善されていきます。
4ヶ月~9ヶ月頃には皮脂の分泌少なくなってしまい、お肌の乾燥が原因の湿疹が出来てしまいます。
かゆみがあるために赤ちゃんが自分で掻きむしってしまい、そこに出来た傷から菌が入り込んで症状が酷くなってしまうこともあります。
お肌のトラブルが悪化してしまったときは皮膚科を受診するようにしましょう。
10ヶ月以降になると赤ちゃんの肌も強くなっていくため、症状が改善していきます。
我が家の子供たちも、1歳を迎える頃にはお肌のトラブルも随分と減りました!
以下の記事でおすすめの保湿剤も紹介しているので、良かったらご覧になってください☆
関連⇒【無添加】赤ちゃんにおすすめの保湿クリームランキングBEST3!
まとめ
- かさぶたをはがすときは、ベビーオイルなどでかさぶたをふやかしてからシャンプーをしてはがすようにする
- かさぶたがはがれないときは無理にはがそうとしない
- 乳児脂漏性湿疹の原因はママのホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になる事と毛穴の機能が未熟であること
- お肌を清潔に保って保湿をしてあげることで乳児脂漏性湿疹を予防することが出来る
- 脂漏性湿疹が良くなったら乾燥性湿疹に注意をする
乳児湿疹で黄色いかさぶたが出来てしまったときは、ベビーローションなどを使ってかさぶたをふやかしてから、シャンプーをしてはがすようにします。
無理にはがしてしまうと肌に傷がついてそこから細菌が入り込み、他の肌トラブルを起こしてしまうこともありますので、無理やりはがすことはやめましょう。
肌を清潔にして保湿を行うことで症状が良くなることがあります。
乳児湿疹で黄色いかさぶたが出来てしまうときは乳児脂漏性湿疹が出来ていています。
ですが、これは赤ちゃんのほとんどに見られる湿疹になりますので、あまり心配し過ぎずに毎日のケアをして、症状が良くなるように対策をしてあげましょう。
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