ハイハイを始めて動く範囲が広くなってきた頃は、赤ちゃんも非常に活発で好奇心も旺盛です。
いろんなものに手を伸ばしたり、時には壁や畳を爪でガリガリしているということはありませんか?
気が付いたら赤ちゃんの爪が割れてしまっていたという声もよく聞かれます。
大人も爪が割れたり、深爪をしてしまえば痛いので、我が子の事も心配になりますよね。
そこで今回は、赤ちゃんの爪が割れた時、深爪をしたときや出血してしまった時の対応についてご紹介します。
赤ちゃんの爪はなぜ割れるの?

そんなふうに心配になってしまうママさんも多いのではないでしょうか?
しかし赤ちゃんの爪は、大人の爪に比べて柔らかくさらには伸びやすいためちょっとした衝撃で割れてしまう事もあるのです。
特にハイハイをし始めた時期は動ける範囲も広くなり、好奇心も旺盛でいろいろなものに手を伸ばします。
その際にひっかけたりして割れてしまうのです。
(まれに栄養不足や乾燥などが原因の場合もあります)
爪が割れてしまったときの対処法
大人だと爪が割れるたり剥がれたりしたときは激痛が走り、日常生活にも支障をきたします。
しかし赤ちゃんは爪が割れたり仮に剝がれてしまっても意外とケロっとしていることも多いのです。
ですので『気が付いたら爪が割れている、原因が分からない』というお母さんも多いのです。
そして赤ちゃんの爪は伸びるのも早いので思いのほか早く治ります。
少しだけ割れている場合は、念のため消毒をして自宅で様子を見ていても大丈夫でしょう。
しかし爪が剥がれてしまったり、赤ちゃんが痛がっている様子などがある場合は病院に行き診てもらいましょう。
自己判断で薬や絆創膏を貼るという行為は絶対にしてはいけません。
赤ちゃんはよくおしゃぶりをするために薬をなめたり、絆創膏の誤飲にもつながりますので気を付けましょう。
深爪や出血してしまった時の対処法
赤ちゃんの爪を切っているとき暴れて思わず爪を切りすぎてしまったということがよくあります。
深爪になってしまった場合、まず出血しているか確認しましょう。
出血していなければそのまま様子を見ていても大丈夫です。
しかし指先は清潔に保つように心がけましょう。
もしも出血してしまっている場合は清潔な脱脂綿やティッシュで傷口を軽くおさえ、止血をしましょう。
すぐに血が止まるようなら様子を見ていても構いませんが、血が止まらない場合は病院で診てもらいましょう。
出血や化膿を繰り返しているのに自己判断でそのままにしていると、細菌が入り込んで治りが遅くなるだけではなく爪が変形してしまう事もありますので気を付けてください。
爪が割れないようにするためには
赤ちゃんの爪が割れないようにする予防対策は、日頃からの爪切りです。
赤ちゃんの爪は大人の爪に比べ、伸びるのが早いです。
目安としては3日に1度、爪を切ってケアしてあげましょう。
生まれたばかりの時は起きているときに爪を切ってても暴れることなくじっとしていてくれますが大きくなればなるほど手を握られ続けていることを嫌がり暴れたりします。
そうすると深爪や出血の原因になってしまうので、お昼寝中などに切るのがポイントです。
爪を切る時は白い部分を1㎜くらい残すようにしましょう。
その際、角を残してしまっていると自分で顔を引っ搔いてしまって引っかき傷が付いたり、服などに引っかかり爪が割れてしまう原因になりますので角を残さないように切ってあげましょう。
また、お風呂上りは爪が柔らかく切りやすいためにその時間帯に爪切りをしてあげるお母さんも多いですが、切りやすい分深爪になってしまったという体験談もよく聞くのでお風呂上がり直後の爪切りは避けた方が良いでしょう。
日頃から爪のケアをしっかりしてあげよう
赤ちゃんの爪は柔らかくて伸びるのも早いですので日頃からしっかりとケアしてあげましょう。
ポイントは
・毎日爪をみてあげて、3日1度は爪切りをする
・お昼寝時などじっとしているときに切ってあげる
です。
もしも爪が割れてしまったり、深爪や出血をしてしまっても慌てずに対処しましょう。
赤ちゃんは治りも早いので気付いたら治っているということもありますよ。
しかし出血が止まらないときや化膿をしているときはなるべく早く病院に行き処置をしてもらいましょう。
決して自己判断で薬を塗ったり絆創膏を貼ったりしないでください。