
子供が下痢をしている時は保育園に行かせても良いか悩みますよね。
熱や嘔吐の症状があればお休みをさせるでしょうが、熱もなく元気な場合は保育園に行かせたいと思うことでしょう。
パパもママもお仕事をしている場合であれば、保育園を休ませるとなるとどちらかがお仕事を休まなくてはなりません。
子供のために休みたいと思っても、気兼ねなくお休み出来る場合はほとんどないでしょうから、気軽にお休みも出来ないことの方が多いですよね。
私も仕事をしながら子育てをしていますので、つらい胸の内がよくわかります。
子供が下痢をしている時、保育園は休ませなければならないのでしょうか。
目次
子供が下痢の時は保育園を休ませたほうがいいの?
お仕事をしているママやパパは子供が保育園をお休みするとなると、代わりに預けられる場所を探すかお仕事を休まなくてはなりません。
下痢の症状が軽い場合や下痢をしていても元気がある場合は、保育園に行かせたいと思うのが本音ではないでしょうか。
下痢をしている時は風邪などのウイルスや細菌が原因になって症状を引き起こしていることが多いです。
食事を摂ることが出来ているし、下痢の回数も少ないから行かせてもいいかな?と思うかもしれませんが、休ませるのが最適な判断になります。
もしも下痢以外にも嘔吐や腹痛の症状があるときは、無理に登園させないほうが良いですね。
万が一ほかのお友達にうつしてしまった場合を考えても、お休みするのがマナーと言えます。
厚生労働省のガイドラインをチェック!
厚生労働省では以下のように下痢の時の対応を定めています。
- 24時間以内に2回以上の水様便がある
- 食事や水分を摂ると下痢がある (1日に4回以上の下痢)
- 下痢に伴い、体温がいつもより高め である
- 朝、排尿がない
- 機嫌が悪く、元気がない
- 顔色が悪くぐったりしている
- 感染のおそれがないと診断されたとき
- 24時間以内に2回以上の水様便がない
- 食事、水分を摂っても下痢がない
- 発熱が伴わない
- 排尿がある
- 食事や水分を摂ると刺激で下痢をする
- 腹痛を伴う下痢がある
- 水様便が2回以上みられる
これを見ると、24時間以内に2回以上の下痢があるときはやはり保育園をお休みさせたほうが良いのですね!
保育園に行かせていいのはいつから?

下痢で保育園をお休みした場合、いつから登園させて良いのか気になる事だと思います。
登園させて良い時期については特にきちんとした基準があるわけではありません。
このため、子供が通っている保育園の基準に従って登園させるようになり、いつから登園して良いのかわからない時は、通っている保育園に相談をして決めるようにしましょう。
子供が下痢をしている時に気を付けることは?
子供が下痢をしている時、熱もなく元気に過ごしているようであれば、自宅で経過を観察しても大丈夫です。
食事はお腹に負担の少ないものにし、脂っこいものや消化の悪いものを避けて食べさせましょう。
たくさん食べさせてしまうと症状の悪化を招きますので、食事の量にも気を付けてあげましょう。
また、下痢が酷い場合は脱水症状を起こしてしまう危険もありますので、こまめに水分補給をして脱水が起きてしまうことを防ぐようにしてください。
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病院に行く目安は?

下痢をしていても元気があって食欲もある場合は病院に行かずに様子を見ていても良いですが、
- 下痢に加えて嘔吐や発熱の症状もある
- 食事や水分が取れない
- ぐったりしているという
という場合は早めに病院を受診するようにしてください。
水分も何も受け付けないようであれば脱水症状を起こして危険な場合もあります。
病院に行けば点滴などで水分を補給してもらえますので、上記のような心配な症状がある場合は病院を受診してください。
まとめ
- 子供が下痢をしている場合は保育園をお休みしたほうが良い
- 休ませたほうが良いか判断に困ったら厚生労働省のガイドラインをチェック!
- いつから登園できるかの目安はないため登園している保育園の基準に合わせて登園する
- 下痢をしている時は食事内容に注意して脱水症状を起こさないように水分補給をする
- 子供ぐったりしている時や嘔吐や発熱を伴う時・食事も水分も受け付けない時は早めに病院を受診する
子供が下痢をしている時、症状が軽いようであれば保育園に行かせたいと思いますよね。
熱がなく食事も出来て元気なようであれば登園させても大丈夫かもしれませんが、他の子供にうつしてしまうことも考えるとお休みしたほうが良いでしょう。
登園させていいかどうかの判断に迷ったら、厚生労働省の下痢の時の対応をチェックしてみると良いですよ!
元気であれば自宅で様子を見ていてもいいですが、症状が悪化したり異変が見られる場合は病院を受診しましょう。