
子供が嘔吐をした後、どんなものを食べさせれば良いのか悩みますよね。
また、いつごろから食べさせても良いのかもわからずに悩んでいるママもいることでしょう。
私も以前、実際に子供が嘔吐をしたときは心配で色々調べたことがありますから、ママの気持ちがよくわかります。
子供が嘔吐をしたときは、様子をうかがって少しずつ飲み物から与えるようにしましょう。
そのあとの様子を伺って大丈夫そうであれば、消化の良い食べ物から始めるようにしてください。
今回は、子供が嘔吐をしたときの食事と、おすすめのメニューについてお伝えします!
目次
まずは水分の補給から!
子供が嘔吐をした後すぐに食べ物を与えてしまうと、それが刺激になってさらに嘔吐してしまうこともあります。
嘔吐をした後は少しの間様子を見て、状態が落ち着いているようであれば、まずは水分の補給から始めるようにしましょう。
嘔吐して30分くらい経ってから、経口補水液やお茶、イオン飲料などをスプーン1杯程度から与えるようにしてください。
イオン飲料の作り方
- 白湯 ・・・1,500ml
- 砂糖 ・・・60g
- 塩 ・・・3g
・お好みでレモンやグレープフルーツの縛り汁
上記の材料を容器に入れて溶けるまで混ぜ合わせると、イオン飲料を手作りすることが出来ます。
おかゆで少しずつ食事!

嘔吐の後、水分が摂れるようになったら、消化の良いメニューから食べさせるようにします。
消化の食事の代表格と言えば、やっぱり「おかゆ」ですよね!
まずはほかの食材を入れていないおかゆから子供に与えてみましょう。
おかゆの作り方
- ごはん ・・・100g
- 水 ・・・200ml
- ごはんと水を鍋に入れて蓋をし、沸騰するまで強火で煮込む
- 沸騰した後は、ごはんを底の方から一掻きして弱火にする
- 少し蓋をした状態で20分程度煮込む。吹きこぼれに注意してください。
おかゆにたまごを溶いて入れると、たまごがゆを作ることが出来ます。
人参やカボチャを入れておかゆを作るのもいいですね。
普通のおかゆを食べさせても嘔吐をしないようであれば、他の食材を入れたおかゆも与えてみましょう。
くたくたに茹でたうどんもおすすめ!
柔らかく茹でたうどんもとっても消化が良いです。
麺類を好きな子供も多いですから、子供が好きなうどんを作って食べさせてあげるのもおすすめです。
おかゆはあまり好きではないけどうどんなら食べるというお子さんもいると思いますので、そんな時は柔らかく茹でたうどんを作ってあげましょう。
くたくたうどんの作り方
- 茹でうどん ・・・1玉
- だし汁 ・・・400㏄
- 市販の麺つゆ・・・大さじ1~2杯
- たまご ・・・1個
- 水溶き片栗粉・・・適量
-
鍋にだし汁を入れて火にかける
-
茹でうどんを入れて柔らかくなるまで煮込む
-
麺が柔らかくなったら水溶き片栗粉を入れる
-
とろみがついてきたら、溶いたたまごをかき混ぜながら入れる
野菜スープで水分も補給
胃に優しい野菜スープも子供が嘔吐の時におすすめのメニューになります。
キャベツや人参、玉ねぎなどを入れて煮込んだスープで、水分も栄養も補給しましょう。
人参とキャベツの野菜スープの作り方
- 人参 ・・・1本
- キャベツ・・・半玉
- 玉ねぎ ・・・中1個
- コンソメ・・・2個
- 水 ・・・1.2リットル
- 塩 ・・・小さじ2杯
- コショウ・・少々
- 乱切りにした人参とざく切りのキャベツ、玉ねぎ、コンソメ、水を鍋に入れて煮込む
- 強火で沸騰させるまで煮込み、具材に火が通るまで煮込む
- 火が通った後は塩・コショウで好みの味に整える
野菜スープを作るときは、塩分を控えめに作ると良いです。
コショウは入れずに作ったほうが胃には優しいですが、入れる場合は少量にしましょう。
リンゴを使ったくず煮は子供が喜びます

リンゴを使って作るくず煮は口当たりも良いので食べやすいです。
小さいお子さんでも食べられますので、嘔吐の時に作ってあげましょう。
リンゴのくず煮の作り方
- リンゴ ・・・4分の1個
- 水 ・・・適量
- 砂糖 ・・・少々
- レモン汁 ・・お好みの量
- 片栗粉 ・・・適量
-
- 皮をむいたリンゴをいちょう切りにする
- 鍋に入れてひたひたの水で茹でる
- 砂糖とお好みでレモン汁を加える
- リンゴが柔らかく煮えたら水溶き片栗粉を入れる
温かい状態で食べても美味しいですが、冷たく冷やして食べても美味しいです。
まとめ
- 嘔吐した後は30分程度様子を見てまずは少量の水分からはじめる
- 水分の摂取が出来たらおかゆのような消化の良い食べ物からスタート!
- 柔らかく茹でたうどんも消化が良くて食べやすい
- 野菜スープで水分の補給も栄養の補給もしよう
- とっても美味しいリンゴのくず煮は食べやすくておすすめ
子供が嘔吐をした後の食事はすぐに与えてはいけません。
嘔吐をしてから30分くらいの間は何も与えないようにして胃を休めてあげましょう。
様子を見て嘔吐の症状がなければ、スプーン1杯程度の水分から与えるようにしてください。
水分の補給が出来るようであれば、おかゆやうどんのような消化の良い食べ物を食べさせてくださいね!
嘔吐の症状が酷い場合や、熱や下痢などのようなほかの症状がある場合は病院を受診するようにしましょう。