おたふく風邪の潜伏期間の症状と人にうつる可能性について!

おたふく風邪の症状がどういったものなのか、みなさんはある程度ご存知かと思います。

けれど、潜伏期間の症状について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか?

軽度の症状で済ますためには知っておいて損はないはずです。

そこで、潜伏期間の症状について詳しく見ていこうと思います。

また、合わせて、どのくらいの可能性で人にうつるものなのかもこの機会に学んでいきましょう。

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おたふく風邪ってどんな病気なの??

こどもがかかる疾患として知られる「おたふく風邪」。

正式名称は「流行性耳下腺炎」と言って、ムンプスウィルスに感染すると起きるウィルス性の病気です。

感染すると、耳下腺や顎下腺が腫れる症状が出ます。

また、みなさんがよく耳にする「おたふく風邪」とは、その腫れで顔がおたふくのように丸顔になるところから呼ばれるようになったそうです。

大人はともかく子供には分かりやすい表現かもしれませんね(笑)

そんな「おたふく風邪」ですが、みんながみんな同じように症状が起きるとは限りません。

左右両側の耳の下に起きる人もいれば、片方のみの人もいるのですが、この場合は注意が必要なんです。

それというのも、片方だけが腫れた場合は「おたふく風邪」の診断が遅れる場合があるからです。

診断を遅れさせないために、潜伏期間について知っておくことをおすすめします。

 

潜伏期間と主な症状

「おたふく風邪」の潜伏期間は感染してから2~3週間くらいで、だいたい10~20日ほどして発症すると言われています。

潜伏期間中にウィルスが繁殖して「おたふく風邪」になるというわけです。

ウィルスが活発に動き出すまでの期間、と言えば分かりやすいかもしれませんね。

症状としては、耳の下の部分から顎の下の部分にかけて腫れあがり、痛みを感じたり、熱が出ることもあります。

一見、風邪の症状と見分けが付かないところもあるのですが、あえてあげるならば、耳の下が腫れてきたら疑ってみるとよいかもしれません。

また、特徴を更にあげれば先にあげた通り、潜伏期間が他の病気に比べてやや長いことでしょう。

そこで気にしておかなければいけないのは、「おたふく風邪」の感染力が最も強くなる期間が、潜伏期間~発症して10日くらいであるということです。

つまり、期間が長いと言うことは、その分最も感染力が高い期間が長い、と言うことになります。

それでは、最も注意を要する期間中、感染はどのようにして起きるのか?

また、可能性はどのくらいがあるのか?をみていきましょう。

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潜伏期間中に感染する可能性はどのくらい?

「おたふく風邪」が他の人に感染してしまう期間として、一番注意しなくてはいけないのは、腫れが出る1日前~腫れてから3日後までなのだそうです。

この時期が最もうつりやすく、特に注意が必要になってくるのですが、具体的にどういったことに気をつけるべきなのでしょうか?

「おたふく風邪」の感染経路は、接触感染と飛沫感染というものがあります。

接触感染

感染している人が使ったもの(タオル類やドアノブなど)に触れることでうつる。

飛沫感染

感染している人が発した咳やくしゃみ、また唾液などがつくことでうつる。

日常生活に当たり前にある光景だったり、行動だったりしますが、可能性が多いことはお分かりいただけましたか?

その為、接触感染はともかく、飛沫感染についてはなかなか対策が難しいと思います。

家族ならまだしも、感染している人を目で見て必ずしも把握出来るとは限りませんからね。

また「おたふく風邪」によって合併症を発症することもありえるそうですから、不安に感じるのであれば、予防接種を受けることを検討してみてはいかがでしょうか?

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迷わず、出来る対策を

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「おたふく風邪」の潜伏期間の感染力の強さを見ると、予防接種の大切さを痛く感じますね。

もちろん予防接種をうったからと言って、必ずしも感染しないとは言い切れませんが、症状を軽くすることは出来ます。

また「おたふく風邪」になったからといって、治す方法が自然療養しかないのでただ腫れが引くのを待つなら、出来るだけ軽度がよいと思うのはきっとみなさんも一緒なのではないかな、と思います。

また、小さい子供が発症する病気という認識がある「おたふく風邪」ですが、大人の方もかかっていない場合は感染する可能性が大いにあるということも合わせて覚えておいてくださいね。

大人になって発症した場合、重症化することもありますから、事前に出来る対策の1つとして、予防接種はしておいて損はないですよ。

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