子供の食べ物アレルギーは離乳食がはやすぎると出やすいって本当?

子供さんは母乳やミルクを経て離乳食が始まりますよね。

最近は離乳食が早期に始められることにより食物アレルギーの子供さんが増えたのだとか・・・。

今回は離乳食と食べ物アレルギーの因果関係などを詳しく見ていきたいと思います。

食べ物アレルギーは時に、命を脅かしてしまうことにもなりかねないとても怖いものですので要点をよく押さえておいてくださいね。

スポンサーリンク

子供の食べ物アレルギーで一番多いものって何!?

最近の子供さんは、昔と違い食べ物自体が豊富にありレトルト離乳食なども充実していますよね。

離乳食の開始が早すぎると大変なことも多々あります。

腸がまだ整っていない間に開始してしまうと体は正直ですぐに反応を起こしてしまうんです。

その反応で怖いのが食物アレルギーですね(汗)

食物アレルギーの原因になりやすい食品は次のものなどです。

  • 鶏卵
  • 牛乳や乳製品
  • 小麦類
  • 蕎麦
  • ピーナッツ
  • エビやカニ
  • 果物

その中でも即時型アレルギー反応を起こすものは、鶏卵・牛乳・乳製品・小麦であり、0~2歳が7割+という割合で発症しているとのデータがあります。

うちの子供たちもやはり小さい頃には、鶏卵アレルギーが出ていました。

食べると口の周りが赤くなったり、湿疹がでたりしましたよ(汗)

食物アレルギーを起こす年齢は低年齢ほど強く、抵抗力が上がってくると徐々に改善しました。

アレルギーがあったこともあり、離乳食の開始は少し遅らせました。

離乳食の開始時期が早いことによるメリットはほぼなく逆にデメリットの方が多いです。

食物アレルギーの種類は!?主な症状は?

食物アレルギーの引き起こされるタイプは大きく分けると3パターンに分かれます。

そのパターンにより症状が出る時間が変わってくるた注意をしてくださいね。

  1. 即時型・・・・食べてから2時間以内に発症(最短15~30分以内)
  2. 遅発型・・・・食べてから8時間以内にに発症
  3. 遅延型・・・・食べてから約2日後に発症

子供が食べ物アレルギーを起こす場合は、大体が(1)の即時型が一番多いです。

即時型タイプのアレルギー反応は、アナフラキシーショックを引き起こしますので細心の注意をしてくださいね。

アナフラキシーショックを防ぐためには、まず危険要素である食品が何か知る必要があります。

アレルギー反応の主な症状は、次のようなものがあります。

  • かゆみ
  • 唇の腫れ
  • 目の充血
  • くしゃみ
  • 鼻水や咳
  • 呼吸困難
  • 腹痛や嘔吐
  • 吐き気や下痢

こういった症状が出た場合には、すぐに病院で受診するようにしましょう。

食物アレルギーの治療方法や予防法は?

食物アレルギーの治療方法は、まず症状が出ていたら症状を抑え込むことから始まります。

一番オーソドックスな方法としては、原因となる食べ物を突き止めて、一切食べないようにすることです。

そういった対処法を「完全除去」と言います。

食物アレルギーの予防をする場合も原因食を完全除去(大体1歳ぐらいまでを目安)します。

そして負荷検査を進めていき、徐々にアレルギー反応の出方を見ていくのが一般的です。

注意点としては、完全除去食の場合必ず保育園や幼稚園・学校などに知らせておくことが必要です。

最近は学校などでアナフラキシーショックで死亡するという痛ましい事故が起きていますよね(泣)。

注意をしていても間違えて食べてしまったりすることもありますので、徹底することが重要です。

スポンサードリンク

食物アレルギーが出た場合は何科を受診するのがよい??

allergy-testing

アレルギー反応が出た場合は、何科を受診するのが一番良いと思いますか?

一般的には、蕁麻疹(じんましん)が出たりするため皮膚科を受診する方が多いかもしれませんね。

ただし、アナフラキシーショックなどのアレルギー反応を起こす場合があります。

できれば皮膚科ではなくアレルギー科併設の小児科を受診するようにしましょう。

皮膚科でも負荷検査はしてもらうことはできます。

しかし、異例の事態が起きた場合に皮膚科では対応しきれません

そういう事態を踏まえたうえで、アレルギー科のある小児科、できれば総合病院をお勧めします。

受診する前には、必ずどのような状態でどういう反応が起きたのかをメモしておきましょう。

いつもと違う場合は、詳細をメモすることで落ち着くことにもつながり履歴として把握ができますよ。

パニックになっている場合は、それどころではないかもしれません。

しかし医師に伝えるときには明確に伝える必要がありますので頭の片隅に置いておいてください。

まとめ

子供の食物アレルギーのまとめ

  • 食物アレルギーの発症は低年齢ほど発症率が高い。
  • 食物アレルギーになる食べ物:鶏卵・牛乳・乳製品・蕎麦・小麦・ピーナツ・カニやエビ・果物
  • アレルギータイプ:即時型・遅発型・遅延型
  • 食物アレルギーの主な症状:・痒み・唇の腫れ・蕁麻疹・嘔吐・吐き気

食物アレルギーは本当に怖いですので細心の注意をはらいましょう。

原因物質は必ず突き止めておいてくことが最悪の事態を防ぐことにつながりますので検査は定期的に♪

関連する記事はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です