ウイルスの変異が年々増えてきていますが、ノロウイルスも例外ではありません。
今回は新型ノロウイルスについて子供が起こす症状・特徴・予防法などをまとめてみました。
今までのノロウイルスとの違いなども併せてご紹介していきます。
何が違うのかなどをきちんと理解し変異に合わせた対処法を覚えておきましょう。
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新型ノロウイルスの特徴は?(2017年)
新型ノロウイルスの正体は「Gll.17」と呼ばれるものです。
今までのノロウイルスは「Gll.4」と言われるもので、大流行した後はかからなかった人もいました。
「Gll.17」は検査キットで検査しても陽性が出てきません。
その為1人が感染すればみんなが感染してしまうとなってしまいます。
新型ノロウイルスの特徴としては次の通りです。
- 流行時期が定まらない(通常のノロウイウルスは「冬」新型は「夏場」でも感染する)
- 新型ノロウイルスの免疫力を持っている人が少ない
- ウイルスがかなり小さく少量で感染する
- 対処できる薬がない
新型ノロウイルスの子供の症状は??
新型ノロウイルスの症状は今までのノロウイルスの症状と変わるのかどうかという点が一番気になりますよね。
新型ノロウイルスは今までの症状や予防方法・対処方法にはさほど違いがありません。
ノロウイルスの症状などをまとめると次のようになります。
- 激しい嘔吐(マーライオンのように吐く)
- 発熱や腹痛
潜伏期間は短くて数時間以内、長くても72時間以内とされていますよ。
感染経路は3つあり、「接触感染」・「飛沫感染」・「空気感染」があります。
子供さんで一番多いのが接触感染と飛沫感染となりますよ!
トイレでの手洗い忘れや汚れた手でノブなどを触るということにより感染してしまいます。
それ以外にはくしゃみやつばが散ることによる飛沫感染でも感染拡大が懸念されますね。
最低限必ずさせる必要があるのはマスクではないでしょうか。
集団生活をしていると色々な感染症などももらうことは当然あります。
しかし症状が出ていないだけで保菌している可能性もありますので注意は常にしておきましょうね。
「もらわない」・「広めない」を心がけましょう!
新型ノロウイルスの予防方法は??

ウイルス感染予防はどのウイルスに対しても共通になることが多いです。
- 手洗い・うがい・消毒・マスク
- 食品の加熱
- 調理器具などの殺菌
新型ノロウイルスは、手洗いうがい消毒を徹底すればある程度防げます。
きちんとした洗い方をご存知ですか??ウイルスが小さいだけに念入りに洗いましょうね。
手洗いの仕方は次の通りです。
- 流水で手のひら・手の甲までゆすぐ。
- 石鹸をつけ指のシワ爪の間まできれいに洗う。(アクセサリーはのける)
- 流水でよく洗い流し2度洗いをする。
- きれいに新た後は水気をとり消毒をする。
手洗いをするときに注意してほしい点があります。
それは、蛇口など手を洗う前に触った部分にもウイルスがついている可能性があるということです。
その為、石鹸がついているとき蛇口も洗っておきましょう。
ノロウイルスに感染をするのを防ぐことにもつながりますよ♪
新型ノロウイルスも普通のノロウイルス同様にアルコールでは死滅しません。
今のところは、次亜塩素酸が効果があるとされていますのでご自宅にあるもので消毒液を作るのもお勧めします♪
⇒ノロウイルス子供の症状・潜伏期間まとめ!正しい予防法や対策も知っておこう!
新型ノロウイルスで一番怖いのが脱水!!
嘔吐を伴う感染症の場合一番気にしなければならないのは脱水に対する対処方法です。
嘔吐すると体力消耗は思っている以上に大きいです。
新型ノロウイルスの場合は嘔吐がひどいため脱水症状も進みやすいです。
吐き気止めや下痢止めの使用は長い間ウイルスを滞留させることになります。
ノロウイルスを長い間体内にとどめるよりも早く出してしまうことが回復が早まるポイントとなりますよ♪
嘔吐している間は食事を避け胃を休めておきましょう。
嘔吐していると喉が渇いてきますがそのときにがぶがぶ飲んでしまってはいけません。
一度に大量に飲むと胃がびっくりしてしまいまた嘔吐してしまいますよ!
水分補給の方法は嘔吐が少し落ち着いてから1さじずつ飲ませていくのがポイントになります。
まとめ
新型ノロウイルス2017年子供の症状・特徴・予防法のまとめ
- 検査キッドでも陰性と出てしまうため発見が遅れ大流行する兆しがある。
- 新型に対する免疫がない人がほとんど
- 新型ノロウイルスも例年のノロウイルスとさほど症状や対処法などは変わらない。
- 感染経路:飛沫感染・接触感染・空気感染
- 予防方法の基本:手洗い・うがい・消毒・マスク・殺菌・食品の加熱
- 新型ノロウイルス:脱水には注意が必要!
気を付けていても感染してしまうときはしてしまいます。
ただ予防に関しては個人個人が気を付ければできることが多いです。
ウイルスが小さいだけに徹底した予防法を身につけてご自身で守れるようにしてみましょうね♪
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