ノロウイルスの感染経路はいろいろあるとされていますが皆さんはいくつご存知ですか??
感染経路を知っておけばある程度は防ぐことが出来ますよ♪
今回は感染経路の種類とリスク等についてまとめてみました。
ノロウイルスを少しでも理解し予防に役立ててくださいね!
ノロウイルスの感染経路の種類は???
ノロウイルスの感染経路は次の通りになります。
- 食品による感染
- 接触感染
- 飛沫感染(空気感染)
ノロウイルスに感染した食品を食べることにより感染することが分かっています。
感染している食べ物の代表として多いのは二枚貝である牡蠣(カキ)です。
牡蠣は餌を食べるとき大量に海水を吸い込みます。
吸い込んだ海水の中にノロウイルスが混じっていることがあり牡蠣がノロウイルスに感染してしまいます。
その感染した牡蠣を食べるとき加熱が不十分の場合ノロウイルスは死滅しないため食べた人が感染してしまいます。
接触感染は、ノロウイルスに感染した人の嘔吐物や糞便に触れた後手を洗わなかったことなどによって手や指についたものが口に入って感染したことを指します。
飛沫感染は、汚物や嘔吐物が飛び散ったことにより小さなウイルスの水滴が口から入った場合の感染した状況を指します。
色々な感染経路をご紹介していますが、一番多いのが人から人への感染です。
少しの気の緩みが二次感染を引き起こします。
食品を扱う人は最低限の配慮として、きちんとした予防法を守るようにしてくださいね♪
空気感染や唾液・キスでうつるリスクについて
ノロウイルスは非常に小さいウイルスの為唾液などにも微量にウイルスが含まれます。
なので、咳やくしゃみによるウイルス飛散によって口から入ることにより感染してしまうこともあります。
ノロウイルスの症状が出ていなくても保菌している可能性のある人もいるため注意が必要です。
なので、あまりむやみに子供にキスしたりするのも控えた方が良いかと思います。
唾液には殺菌効果があるためうつらないと勘違いされがちですが、ノロウイルスは唾液では死滅しません。
その為感染してしまうリスクは高まりますよ!
また、嘔吐物を処理した方法が誤っているとそこから二次感染する可能性があります。
その理由は表面的には綺麗になっていますがウイルスが残っていると乾燥して浮遊物となります。
その浮遊物を吸い込むことにより二次感染が起こるのです。
これが空気感染と言われる感染の仕方です。
嘔吐物を処理する場合には、次亜塩素酸を使いきちんと消毒したうえで半径2m以内はきちんと拭き掃除をすることを原則としましょう!
目に見えていなくても吐しゃ物の範囲は意外に広いです!
ノロウイルスにはアルコールは効きかないため、次亜塩素酸を使う必要があります。
ノロウイルスに感染しないためには!?

ノロウイルスに感染しないために守る5つのポイントは以下のようになります。
- 手洗い
- うがい
- 消毒
- 適切な殺菌
- 加熱の徹底
ノロウイルスは小さいウイルスであるのに感染力が非常に強いことが恐れられる原因です。
そしてウイルスの変異が最近起きているため新型ノロウイルスも出てきています。
⇒新型ノロウイルス2017!子供の症状・特徴・予防法はコレ!
予防する方法をきちんと守ればある程度は防げます。
ノロウイルスは熱に弱い特性があり85度以上で1分30秒以上加熱すれば死滅することが分かっています。
一番注意してほしいのが冷凍をされた牡蠣を調理するときです。
ノロウイルスに感染している牡蠣は冷凍されている間でもウイルスが死んでいません。
外側が色がつき揚がっていても中まで十分に火がとっておらずノロウイルスに感染する原因となってしまいますよ!
冷凍された衣付きのカキフライなどを油で揚げるときはきちんと解凍してからあげてくださいね!
料理をする人が注意をすることでより発症率を下げることが出来ます。
少しの気の緩みでつらい思いをする前にきちんと予防をしてみましょうね♪
ここでちょっとした豆知識♪
紅茶成分がノロウイルスに効果的という情報が発表されています。
植物由来の成分であるため効果に期待したいですね。
今のところはどのぐらいの量でノロウイルスの増殖を抑制できるのかなど具体的な数字が出ていません。
まだ、発見されたという情報しかありませんが紅茶で予防できるのであればとてもうれしいですね。
耐性ウイルスが増えているこの世の中で対処法が早く確立される事を願いたいですね♪
まとめ
ノロウイルス感染経路のまとめ
- ノロウイルスの感染経路:食品による感染・接触感染・飛沫感染(空気感染)
- 唾液やキスなどでの感染リスク:飛沫感染にあたり感染率は上がる。
- 消毒する範囲は半径2mを原則にすること。(消毒にはアルコールでなく次亜塩素酸を使用)
- ノロウイルスの予防法:手洗い・うがい・消毒・適切な殺菌・加熱の徹底
- ひとりひとりがきちんと予防方法を守れば、そこまで感染が広がることはありません。
きちんとした知識を持ち徹底した予防を目指しましょう。
そして、もらわない・広めないということを徹底し快適な冬を過ごすように心がけましょうね♪
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