インフルエンザで40度の以上の高熱が出てしまったら、ママやパパはびっくりしますよね!
はじめての育児の時は特にパニックになります!
大人でもしんどいのですから、子供は余計につらいです。
今回は、40度以上の熱が出ても大丈夫なのかということや対処方法などをご紹介してみたいと思います。
早く熱を下げてあげて楽にしてあげたいですね!
●40度の熱が出ているけれど大丈夫!?
インフルエンザの発熱は、高いことが多いです。
通常であれば2~5日程度で熱は下がります。
1週間以上続く場合は、合併症を引き起こしている可能性がありますので注意をしてくださいね!
いきなり40度近くの高熱が出るため驚きますよね!
免疫機能が作用し、ウイルスと戦っているために高熱が出ますが、40度以上となると心配になりますね。
一番心配してしまうことは、脳に影響が出て後遺症が残ると思うことではないでしょうか!?
40度以上の熱が出ていても、脳に影響は出ないと今のところ言われています。
ただし、42度以上になると脳に影響が出ると言われていて、少し危険度は増してしまいますので注意してください。
40度の高熱が出ているときの対処方法は?

実際に40度以上の高熱が出ているときはどのように対処していったらいいのでしょうか?
まず第一にとにかく高熱を下げることを考えてください。
熱を下げるためには以下のことを試してみましょう。
- 太い血管のところを冷やす(首元・脇の下・太ももの付け根等)
- 汗をかかせるようにする。(上がりきってない場合は、悪寒があるため注意)
- 水分補給をさせる。(電解質を含むスポーツドリンクなど)
- ぐっすり寝かせる。
- 栄養のあるものを食べさせる。
- 解熱剤で下げる(使える種類は決まっているため乱用はしないこと)
高熱は冷静に対処すれば怖いものではありませんので、落ち着いて対処してくださいね。
太い血管を冷やす時にはアイスノンなどを使うのが効果的です。
ただし、小さい子供さんの場合は冷たすぎることを嫌う場合もあります。
そんな時は無理に冷やす必要はありませんので、覚えておいてくださいね。
水分補給に関しては、スポーツドリンクを飲みたがらない子供さんもいると思います。
そんな場合は、子供さんが飲めるもので十分ですので与えてあげてください。
高熱でしんどい場合、無理してご飯を食べさせる必要はありません。
高カロリー高エネルギーとなるメロンやバナナアイスクリームなどを与えてみてください。
また、インフルエンザの時に解熱剤を使うことにより、インフルエンザ脳症やインフルエンザ脳炎を起こすことが報告されています。
解熱剤を使用するときは、市販のものを使うのをやめ、必ず小児科で処方されたものをしようしてください。
ぐったりしていて水分がとれていない等の場合は、使用することはあるかもしれません。
熱が上昇しきっていれば良いですが、上がる途中で下げてしまうと長引く原因となってしまいますので注意してくださいね。
病院や急患センターには、すぐに行くべき!?
まずは、落ち着いて判断することが必要です。
ウイルスが体内から死滅させられない限りは、発熱は続きます。
病院に行く前にチェックして本当にかかる必要があるのか、様子見でもいいのかはきちんと判断してくださいね。
夜間に病院や急患センターに行く目安は次のような症状が出ている場合です。
- ぐったりして水分が取れてない
- けいれんを起こした【5分以上】
- 嘔吐をしている
- 意識がはっきりしていない
- 呼吸が上がっている
上記の場合は、すぐに行った方が良いですね。(直観的にいつもと違うと感じた時もです。)
病院に行く前には、熱の上がり下がりや様子をメモしたものを持っていくと良いです。
合併症を併発している可能性もあるため、発熱してからの日数なども分かるようにしておくと安心ですよ!
もしどうすればよいか悩んだりした場合は、#8000にかけてみてください。
看護師や医師がどのようにすればよいかアドバイスをしてくれますよ。
まとめ
子供がインフルエンザで40度以上ある場合の対処方法のまとめ
- インフルエンザの発熱期間:2~5日(1週間以上続く場合は合併症の可能性あり)
- 40度の高熱がある時の対処法:太い血管冷やす・水分補給・睡眠・解熱剤の使用
*冷やすのを嫌がる場合は、無理矢理冷やす必要はない* - 夜間救急や病院にかかる目安:ぐったりしている・けいれん(5分以上)・嘔吐・脱水・呼吸が上がる。
インフルエンザは、比較的高熱が出やすい感染症です。
40度近く出ることは、多々ありますので慌てないようにしてくださいね。
病院にかかるタイミング等わからないことがあれば、#8000で一度確認してみると良いですよ!
プロの方のアドバイスは、不安を取り除くことができる一手となりますので是非かけてみてください。
不安になると正確な判断はできにくくなりますので、落ち着くことが必要です。
免疫機能を日ごろからUPできるような食生活も心掛けてみてくださいね!
熱を下げる方法に関しては別な記事でも解説しているので、よかったらそちらも合わせて確認してみてください。
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