赤ちゃんが熱を出した時、手足が冷たくなりすぎて、大丈夫かなと思うことがありませんか!?
今回は、赤ちゃんが熱を出した時に手足が冷たくなる理由や正しい熱の測り方などを調べてみました。
合わせて病院に連れていく必要があるかどうかもお伝えしたいと思います。
低月齢の赤ちゃんの場合は、特に注意をしてみてくださいね。
赤ちゃんが発熱のとき手足が冷たくなる理由
赤ちゃんは、体温調節が上手くできません。
手足が温度センサ―の代わりをするため、1つの目安となります。
手足が冷たくなるのは、ウイルスや細菌と戦っているため熱を放出している証拠なのです。
そのため、身体は必要以上に汗をかき温もるために、手足の方が冷たく感じます。
しかし、必要以上の厚着などは逆効果となることがあります。
状況に応じて着せることはかまいませんが、靴下などははかさないようにしましょう。
赤ちゃんは言葉で伝えることができませんので、仕草で見分けてみてください。
寒さを示す仕草はこちら!
- 体を縮めている
- 顔色が悪い
- 震えている
- 唇の色が手足よりも悪い
これらを目安にしてみてもらうと良いですね!
体温調整ができない赤ちゃんは、熱が出ていても手足が冷たいことは多々あります。
高熱が出ていても手足が冷たいということは、体温が上がりきっていない証拠です。
室温を調整してみてくださいね。
靴下やミトンなどをするのはやめてくださいね。
センサーの役割を妨げてしまい、自分で調整できなくなってしまいます。
正しい熱の測り方

赤ちゃんは、じっとできませんので、体温を測る時動いてしまうことがあったりしますよね。
体温計の種類はいろいろあります。
- 耳のタイプ
- 脇の下タイプ(電子体温計・水銀体温計)
- おでこで測るタイプ
お勧めは、簡単に測る耳に当てて、測るタイプの体温計です。
数秒間で測れ、正確に測れますのでお勧めですね。
耳で測るタイプの測り方はこちら!
- 耳の穴にベビー用の耳体温計をセットする。
- スイッチ押して検温
*ただし、耳のタイプの体温計は誤差があるため、何度か検温してください。*
正確な体温を測りたいのであれば、水銀体温計がお勧めです。
予想できない動きをしたときに折れる可能性があり、危険性はありますので注意をしてください。
一番安全で正確に測れるとすれば、電子体温計になるのではないかと思います。
正しい測り方はこちら。
①脇の下に体温計を入れて検温する。
②後ろ側から抱きかかえるようにしてずれないようにする。
この2点がポイントとなりますよ。
赤ちゃん専用の体温計も販売されていますので、そのタイプを購入するのもよいですね。
赤ちゃんの脇の下で測るものをうちでは使っていましたが、うまく測れないことが多かったため、大人用のものを使用していました。
深夜でも病院に行く必要がある!?
熱がでて、手足が冷たい時、病院に行く必要はあるのかという点ですが、特に症状がない場合は大丈夫です。
熱が出ても急変することは滅多にありません。
ただし、次のような症状がある場合は、すぐに病院に行くようにしてください。
- 機嫌が悪い
- ぐったりしている
- 苦しそう
- ミルクをあまり飲まない
- ひきつけを起こした
- 嘔吐を繰り返している。
- 目の動きがおかしい
- 眠り方がおかしい
- 6か月未満の発熱:39度以上の場合
6か月未満の場合は特に、経過観察をしてみてください。
目安の体温は3か月未満は、38度以上・6か月未満は、39度以上の場合は、一度受診するほうが良いですね。
身体が小さい分、状況変化は起こりやすいです。
6か月以上になってくればさほど心配することもないので、自宅で様子見し、変化があれば翌朝受診しましょう。
まとめ
赤ちゃんが熱を出した時に手足が冷たい原因のまとめ
- 熱がある時手足が冷たくなる原因:ウイルスや細菌と戦っているため熱を放出することにより他の部分よりも冷たく感じる。
- 寒さを示す仕草:体を縮めている・顔色が悪い・震えている・唇の色が手足よりも悪い
- 正しい熱の測り方:脇の下で測る体温計がお勧め。体温計を挟み、後ろから抱きかかえずれないようにするのがポイント
- 夜間救急や病院に行く必要はある!?:基本熱が出ていて手足が冷えていても急変することはない。
- 夜間救急や病院に行く目安:機嫌が悪い・ぐったりしている・苦しそう・ミルクを飲まない・ひきつけを起こした・嘔吐を繰り返している・6か月未満で39度以上の発熱
赤ちゃんが熱を出して手足が冷たかったとしても、靴下やミトン湯たんぽなどで温めることはしないようにしましょう。
まだまだ、未発達な赤ちゃんの体は、経験しながら調節機能を調節していっています。
それをするより先に、布団や、室温などでまず調整をしてみてくださいね。
病院に行くタイミングなども焦っていくのではなく、状況を判断してください。
6か月未満の場合は、状況変化を常に把握し、夜間診療も状況に応じてするようにしましょう。
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