赤ちゃんは、体温調節を上手くすることができません。
だからこそ室温は、とても重要になってきます。
今回は、赤ちゃんにとって最適な室温と暖房器具を使用する上での注意点なども含めご紹介したいと思います。
合わせて、冬の夜の暖房の温度設定も見ていきたいと思います!
赤ちゃんにとって最適な室温とその理由
赤ちゃんは、温度調整が上手くできません。
その為、室温を調整することによって体温調節を行うようになります。
体温調節ができるようになるのは、大体3か月ぐらいからのため、新生児期の赤ちゃんの体温は、室温が左右するということになります。
温度と湿度の管理は、赤ちゃんにとって、とても大切なことです。
エアコンを使って調整を行いますが、ついつい厚着にさせてしまうことはありませんか!?
ママやパパが思っている以上に、赤ちゃんは体温が高く、暑がりなのです。
体温調節ができないからと着込ませすぎると、汗をかき過ぎて眠れなくなります。
汗をかいたまま寝かせていると、風邪をひいてしまう原因になってしまうので可哀想ですよね!
汗疹は、夏だけにできるものではなく、実は冬でもできてしまうんです。
それは、寝汗が原因となっているんです。
汗をかいているけれど、着替えさせずそのまま寝たことにより、不衛生となり、汗疹ができてしまうのです。
手足のくびれ部分は、意外に見つけやすいですが、背中はなかなか気が付きにくいです。
見落としやすいので、背中などベビーベッドやベビー布団と密着している部分を確認してみてください。
冬の夜は何度に設定するのがいい!?

冬場なので、周りが寒いからと高温に設定しがちですが、実は、そこまで高くなくてもいいのです。
最適温度は、大体18~23度とされています。
一般的な最適温度とされているため、赤ちゃんによっても個人差があります。
背中やお腹などを触ってみて、冷えているようであれば、低すぎなため、温めてあげてくださいね。
大人がエアコンが必要ないと判断すれば、赤ちゃんも十分耐えれるので過敏になる必要はありません。
ただし、温かい空気は、上に上がり冷たい空気は下にさがりますので、赤ちゃんが寝ている位置で温度確認をしないと意味がありません。
湿度・温度計は、赤ちゃんが寝ている位置において置き確認するようにして下さい。
温度だけの調節では、ダメであるということを覚えておいてくださいね。
湿度も大切です!
湿度は、大体40~60%の間で保てるのが一番ベストです!
この40~60%というのも意味が実はあるんです。
その意味は、ウイルスの生存率がぐんと下がるのです。
赤ちゃんは、免疫力がまだまだついておらず、感染しやすいです。
その為、ウイルスが生存しにくい湿度を保つことはとても重要と言えますね!
暖房器具を使用する上での注意点は?
暖房器具を使う上での注意点をいくつか挙げてみたいと思います。
- つけっぱなしにしない。
- 乾燥を防ぐ
- 直接あたらないようにする
- 暖め過ぎない
- 床暖房の場合は特に注意を。
大きく上げてみると上の5つが重要と言えます。
寒いので、暖房をつけたまま寝たいと思うママさんもいるかもしれません。
つけっぱなしにすると空気が乾燥してしまいます。
乾燥することにより、風邪をひきやすくなってしまうため、注意してくださいね!
一番注意してほしいのが、床暖房です。
赤ちゃんは、大人が思っている以上に汗をかきます。
床暖房は、一見暖かく、快適に思われがちですが、赤ちゃんにとっては、地獄です!
直接寝かせるというのではなく、マットレスを敷いてみたり工夫は必要となります。
寝ている間に換気をすることは、できないので、つけっぱなしにするのであれば、加湿をするようにしましょう。
濡らしたタオルをかけておくのも十分加湿に役立ちますよ♪
生まれてすぐの時は、体温調節ができませんが、3か月過ぎたころから徐々に体温調節できるようになってきます。
部屋を暖め過ぎることは、どちらにしてもよくありません。
乳幼児突然死症候群の原因になるという情報も得ましたので注意してくださいね。
まとめ
赤ちゃんにとって最適な室温は?のまとめ
- 赤ちゃんにとって最適な室温とその理由:赤ちゃんは体温調節が下手。室温で調整が必要。
- 赤ちゃんが最適と感じる温度:エアコンで20~23度。湿度は40%~60%が目安。
- 暖房器具を使うときの注意点:つけたままにしない・乾燥を防ぐ・直接当たらない・暖め過ぎない。
体温調整ができない時期は、室温を調整する必要がありますが、それ以降は、あまり敏感になり過ぎないようにしてくださいね。
生後3か月以降になり、暖房器具がいらないと判断したのであれば十分それで大丈夫です♪
暖房器具や加湿器などを上手く使い、赤ちゃんが快適に過ごせる空間づくりをしてみてくださいね!
暖め過ぎにはくれぐれも注意をしてみてください。
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