昼には熱がないのに夜になると熱が出る経験を皆さんの子供さんはしたことがあるのではないでしょうか。
今回は、夜になると熱が上がる原因や夜に熱が上がることで考えられる病気などをまとめてみました。
夜に熱が上がる時の対処方法なども併せてお伝えしていきたいと思います。
日中と夜の体温差にシビアになり過ぎないように気を付けてみてくださいね!
熱はどうして夜になると上がるの?
体の中には、体内時計があるということをご存知でしょうか。
お腹がすくタイミングであったり、ホルモンが分泌される時間であったりします。
体温も同じようにリズムがあり、低い時もあれば、高い時もあります。
朝起きた時は体温は低く、だんだん上がります。
夕方から寝る前までが一番体温が高くなりますが、寝る前になると徐々に下がってきますよ!
子供自身の平熱がある程度分かっていなければなりませんので、把握できるよう健康な時にも測っておきましょう。
ウイルスや細菌感染した場合、日中にウイルスや細菌の活動が活発であると発熱をします。
しかし、ウイルスや細菌の活動が活発でなければ、発熱は起こしません。
ウイルスは夜に活動がしやすくとなるとのデータがあります、
ウイルスも活動時間があることにびっくりしますよね。
上の子が幼稚園に通っていたときに、同じような経験がありました。
日中は熱が下がるのに、夜になると38度超えなどが続くとやっぱり心配ですよね(汗)
結局のところ原因は分からずのままでしたが、念のため飲んでみましょうと言われた抗生剤で落ち着きました。
医学が進歩してもまだまだ未知の部分はあるようですが、やはり4日を目安にという部分は大きいですね。
幸い、上の子がかかっていたかかりつけ医は、4日で受診するように処方箋を出してくれていたので、分かりやすかったです。
当然それまでに悪化をしていれば、受診する目安になりましたから大事ですよねタイミング。
熱が夜上がるっことで考えられる病気はある??

日中は下がっている熱が夜になって上がることで考えられる病気は、次のものがあります。
- インフルエンザ
- マイコプラズマ肺炎
- ウイルス性肺炎
- 麻疹
- RSウイルス
- 手足口病
- ヘルパンギーナ
- 気管支炎
- 中耳炎
- 尿路感染症
- 溶連菌感染症
- 川崎病
熱の上がり下がりが激しいと子供さんは、しんどいですので、原因究明を早めにしてあげたいですね。
気管支炎とRSウイルスの場合は、特に注意をしてくださいね。
気管支炎が悪化すると、呼吸困難になることがあります。
悪化すると喘息に移行することもありますので咳がひどくなっていないかなど他のサインを見ておいてくださいね。
熱が夜上がる時の対処法は?病院には行ったほうがいい??
熱が上がり過ぎていなければ、特に問題はないため、様子見してください。
熱が高い場合は日中に病院にかかり、特に変化がなくても4日を目安位に受診はしてみてください。
通常の場合であれば、4日程度で落ち着くのが一般的とされています。
それ以上続く場合は、感染症が悪化している可能性が十分考えられます。
ウイルスや細菌と戦っているため、熱が上がっても無理に下げることはやめましょう。
解熱剤の乱用も危険です。
熱が上がりきってない状態で熱を下げてしまうと、熱性けいれんを起こしてしまうことがあります。
熱が上がる時の対処法としては、脱水に注意するようにしましょうね!
解熱できるように、太い血管のところなど冷やしたりすると良いですね。
機嫌がわるかったり、それ以外の症状が特になければ、夜間救急に行く必要はありません。
病院肉目安としては、次の通りです。
- 3か月未満で夜に38度を超える熱が再々出る場合。
- けいれんを起こしている
- 水分が取れずぐったりしている
- 嘔吐している
- 意識がはっきりしない(ぼーっとしている)
ご自身での判断を悩む場合は、#8000を是非使用してみてください。
手立てが遅れると良いことがない場合もやはり出てきます。
状況確認をきちんとしたうえでメモを用意するのが無難ですよ!
意外に、焦っているときはかかりつけ医に伝えることができないこともあります。
熱の上下などや測った時間などは重要となってきますので、メモをしておきましょう!
まとめ
夜になると熱が上がる理由のまとめ
- 夜になると熱が上がる理由:ウイルスや細菌の活動が活発になるため。
- 夜に熱が上がることが原因と考えられる病気:マイコプラズマ肺炎・ウイルス性肺炎・麻疹・RSウイルス・手足口病・ヘルパンギーナ・気管支炎
- 病院に行く目安:痙攣している・水分が取れてない・嘔吐している・意識がはっきりしない
日中に熱が下がり、夜になると熱が上がるため、お世話をしているママ自身も気が緩みがちになります。
気を付けておかないと、気管支炎などは特に悪化しやすいですので、注意してくださいね!
早い段階で検査をしてみても検査結果が出ない可能性もあります。
4日経っても状況変化がない場合は、再度受診をしてみましょう。
日ごろから注意深く観察することは大切ですのでよく観察しておいて下さいね。
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