赤ちゃんが離乳食を嘔吐するとビックリしてしまいますよね。
今回は、赤ちゃんが離乳食を嘔吐してしまう原因と病気などの可能性などについて調べてみました。
離乳食を嘔吐するときの対処方法なども併せてみていってみましょう。
目次
赤ちゃんが離乳食を吐いてしまうのはどうして?
赤ちゃんが、離乳食を吐いてしまうには、胃の形状が関係しています。
まだまだ、消化器系が未発達な赤ちゃんの胃の形は、上が開いたとっくり状となっています。
そのため、食べた物を吐いてしまう可能性がありますよ!
離乳食を与え始めると、たくさん食べてもらわないとという焦りがママ達に出てきます。
しかし排泄が上手くできていなければ、容量オーバーになってしまうため吐いてしまいます。
目安量として離乳初期(5~6か月)でおかゆと野菜など合わせて50gでいいのです。
与える分量を思い返した時、多いと感じましたか?少ないと感じましたか?
あくまでも目安なので、最低限この程度と思っていただけると良いです。
個人差がありもっと食べれるようであれば与えても問題はありませんが、その後のミルクの量を少なめにしてくださいね。
食べてくれるからといっても、お腹の張りがある場合は、控えめにしてみてください。
嘔吐する原因となってしまいます。
離乳食を食べるタイミングをずらしてみるというのでもいいですよ。
それ以外の原因として考えられるのが「食物アレルギー」です。
初めての離乳食の場合は、何にアレルギー反応を起こすかなどは分からないですよね。
食べてみて何らかの症状が出ればわかりますのでその場合は、食べたものをメモしておくことも必要です。
食物アレルギーは怖いものですので、吐いたことを目安にアレルギー検査をすることをお勧めします。
小児科のアレルギー科を併設している病院受診をするのが一番良いですね。
食物アレルギーを起こす子供さんは最近増える傾向にあるため、少し気にしてみてくださいね。
病気の可能性はある?
病気の可能性で考えられるとしたら、2つになります。
1つ目は、「嘔吐下痢症」=胃腸炎ですね。
これは、外からもらってくる可能性もありますし、兄弟内での感染もあります。
ロタウイルスやノロウイルスは、感染力が強いため離乳食期の子供さんももらってしまいます。
注意しててもなかなか防ぐことは、残念ながらできません。
2つ目は、「食物アレルギー」です。
少し上のところで触れましたが、食物アレルギーの場合は嘔吐や蕁麻疹などが起こります。
稀に、アナフラキシーショックを起こすことがありますので早めに確定をしておきたいところですね。
離乳食を吐くときの対処方法は?

離乳食を吐いてしまう場合は、一旦お休みして様子見をしてみるのが良いですね。
その時に、病院を受診することも頭の隅にはおいておいてください。
食べるものの大きさや量が多いというだけであれば、そこまで問題にはなりません。
しかし、アレルギー反応であった場合は状況が変わります。
命が係わることにもなりかねませんので、注意をしてみて下い。
離乳食を吐くときの対処法として3つご紹介します。
- 食べるペースと量を調整する
- 水分を補給
- おかずなどの大きさに注意
1つずつ見ていきたいと思います。
①食べるペースと分量の調整
こちらに関しては、忙しかったりするママも居ると思います。
兄弟が居ると、離乳食を食べさせるのに時間が撮られてしまうため、ついつい急ぎがちになります。
ペースが速すぎると詰め込まれてしまう状態になってしまうため、嘔吐してしまいます。
ゆっくり目で、離乳食後のミルクもすぐに与えるのではなく、少し時間を置くことをお勧めします。
②水分補給
嘔吐してしまうと胃の中は空っぽになってしまいます。
病気でない限りは、水分を与えてあげてくださいね。
③おかずなどの大きさに注意
こちらに関しては、赤ちゃんはまだまだ噛む力が弱く、丸のみ状態になることがあります。
その為、大きさが大きすぎるとのどに詰まってしまい、嘔吐してしまいます。
柔らか目に作り、大きさにも注意すると比較的離乳食嘔吐を予防することができますよ♪
まとめ
赤ちゃんが離乳食を嘔吐してしまう!原因と病気の可能性のまとめ
- 赤ちゃんが離乳食を嘔吐する原因:胃の形状が関係
- 嘔吐の原因には病気が含まれる?:嘔吐する理由として考えられるのは、胃腸炎・食物アレルギー
- 離乳食を嘔吐するときの対処法:食べるペースと分量の見直し・水分補給・おかずの大きさ等。
初めての離乳食の場合は、特にビックリする嘔吐ですが、与え方などに気を付ければある程度防げます。
病気の場合は、原因が何かをまずは確認し、治療をきちんとしてください。
一番怖いのは、食物アレルギーで起こるアナフラキシーショックです。
命に関わることなので、原因を特定するために、一旦離乳食をお休みしてみてください。
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