赤ちゃんのげっぷが必要とは、育児書などで知っている方が多いのではないでしょうか。
でも、そのげっぷなんで必要なのかご存知ですか?
今回は、げっぷをしないと吐いてしまう原因などを調べてみました。
げっぷが上手く出せないのはどうしてかや上手にさせるコツなどを伝授しますよ♪
赤ちゃんがげっぷしないと吐いてしまう理由は?
赤ちゃんは、胃の成長が未発達です。
未発達であり形もとっくり型で上の方が開いた状態となっています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、呼吸器系も未発達のため、鼻呼吸が多いです。
ミルクを飲むときにも大量の空気を一緒に吸ってしまいます。
げっぷをしないとその空気が外に出ることができないため吐いてしまいます。
つまり容量オーバーになってしまうのです。
その容量オーバになった状況をげっぷさせることにより回避することができます。
げっぷには重要な役割があるのです。
- 消化吸収促進させる
- 吐き戻しを防ぐ
- 気管が詰まらないようにする。
- お腹を圧迫するのを防ぐ。
上記にあげた役割を担うため、げっぷは必要となります。
折角ミルクを飲んでも吸収がされなければ意味がありませんよね。
げっぷをしたから絶対吐かないわけではありませんが、吐く量が違ってきます。
なので、できるだけげっぷはさせるようにしてくださいね。
赤ちゃんがげっぷが上手く出せないのはどうして?

赤ちゃんがげっぷを上手く出せないのは、体勢が崩れていることが一番の原因となります。
首がすわるまでは、首がグラグラしているために気道がひねられている状態となっています。
そのため、げっぷが出にくくなっています。
顔の向きなども関係していますよ!
自分で体勢を起こしたり変えたりできるようになるまでは、げっぷが上手く出せません。
目安としては、5~6か月ごろまでは手助けが必要となってきますよ!
げっぷが出やすい子、げっぷが出にくい子もいます。
ある程度の月齢が来れば、げっぷをしなくても大丈夫になります。
げっぷが出ないからとママが焦ってはいけません。
焦って強くさすったりすると、赤ちゃんは痛がりげっぷをしなくなることもあります。
窒息だけに気を付ければ、出なくても特には問題にならないからです。
もし仮にげっぷが出なくても、おならが出ていれば空気が抜けている証拠となります。
そのため、焦る必要はありません。
空気が抜けずお腹が張るのはつらいことですので、できればげっぷで出させてあげるほうが赤ちゃんは楽ですね。
げっぷを上手く出させるコツは?
胃の中空気は、上に上がろうとする力があります。
その理屈を利用すれば、うまくげっぷをさせることができますね。
そのため、赤ちゃんの首の角度を調整することにより出やすくなります。
やり方は次の通りとなります。
①まずは、タオルやガーゼを用意します。
②赤ちゃんを縦抱きにし、ママの肩の上に顎を置かせる。(吐き戻し防止のためにタオルを)
③背中をしたから上に向いてさする。
縦抱きにして出なくても焦ることはありませんよ!
寝ている間にでることもありますので、その場合は、身体を右側を下にしておきましょう。
注意してほしいのは、真上にむかせてはいけないということです。
吐き戻しをしたときに窒息する場合がありますので、必ず横向きにしてあげましょうね。
どんなに出させようと努力をしても出ないことはあります。
そんな時は、腹ばいになり遊ばせてみてください。
腹ばいになることによって刺激されるために、すんなり出てくれる時もあるかもしれません。
我が家には2人の子供がいますが、上の子はすんなりげっぷをしてくれていました。
下の子は、あまりげっぷをしたことがありませんでした。
常に顔は横に向けていましたので、吐き戻しすることも多かったです。
お腹が張って苦しそうなわけでもなかったので様子見をしていたことがあります。
個人差もある程度あるため神経質になり過ぎないことも必要ですね!
まとめ
赤ちゃんはげっぷしないと吐く?のまとめ。
- げっぷしないとなぜ吐いてしまうの?:呼吸器系が未発達なため。
- げっぷをさせるとどんな役割がある?:消化吸収促進・吐き戻し防止・気管に詰まらない・圧迫を防ぐ。
- 上手くげっぷを出せなり理由は?:体勢が崩れていることが一番の原因
- げっぷを上手く出させるコツは?:背筋をのばし、上に空気を押し上げることでげっぷをだせる。
げっぷが出ていない場合は、右を下にして横に向けることが大切
げっぷが出ないからと焦る必要はありません。
お腹が苦しそうであるなど目に見てわかるようなことがないのであればそのままでも大丈夫です。
空気の逃げ道がなければ苦しくなるため、苦しそうな場合は、出してあげてください。
ママがげっぷを出さないと!と必死になると赤ちゃんはその気持ちを分かってしまいます。
知らず知らずのうちに力も入ってしまい、痛さを感じてしまいます。
優しくさすっても出ない場合は、横向きに寝かせてみてあげてくださいね。
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