揺さぶられ症候群という名前を一度は、聞いたことがあると思います。
今回は、揺さぶられ症候群とは一体何か?
そしてどうするとなってしまうのか?
揺さぶられ症候群を防ぐための注意点はは?
それぞれをまとめてみたいと思います。
ポイントを覚えて、揺さぶられ症候群にならないように注意しましょう。
揺さぶられ症候群とは?いつわかる?治療法は?
生まれた赤ちゃんは、頭蓋骨と脳の間に隙間があります。
そのため、強い揺れや長時間振動が伝わると脳が揺れ出血などを起こします。
血管が切れたりするためとても注意が必要です。
病院での診断として下りるのは次の通りです。
- 網膜出血
- クモ膜下出血
- 硬膜下血腫
- 外傷がない
これらを揺さぶられ症候群としていますよ。
特に起こりやすいのは、新生児から6か月ごろの赤ちゃんです。
脳の隙間は大体1歳半までにはなくなってきます。
発達段階の為、3歳ごろまでは注意が必要です。
筋肉がまだまだ未発達のため上手く支えることができません。
衝撃を受けたとしてもすぐに出てくれるケースは発見しやすいです。
しかし、時間がずれて出てくる場合もありますよ!
2か月程度たったごろに出ることもあります。
処置が早ければ後遺症も残ることはありません。
日ごろからの注意を怠らないようにしてくださいね。
治療の方法としては、手術・入院となります。
手術は、血腫の除去となります。
脳の中の手術となるため手術に成功したとしても後遺症が残ります。
手術しても最悪死に至ることもあるため本当に注意をしてくださいね。
揺さぶられ症候群どうするとなってしまう?なった時の症状は?

起こりやすい状態としては次にあげる通りです。
- バウンサーにのせて強く揺らす
- 長時間・長距離のドライブ
- たかいたかい
主には、上記の3点になります。
したからと言って必ずなるというわけではありません。
赤ちゃんの脳は、まだまだ未発達なためその隙間があることで起きてしまいます。
隙間がなければ、揺れて脳が衝撃を受けることもありません。
強い衝撃が2秒間に6回程度起きるたかいたかい・頭を揺らすのが15秒以上は危険です。
喜ぶからとたかいたかいを連続してすることなどは是非やめてください!
揺さぶられ症候群になりやすいので要注意です。
長時間・長距離のドライブをするときは、1時間に1回程度の休憩をしてあげましょう。
運転しているママやパパなどのリフレッシュにも良いですよ。
では、揺さぶられ症候群の症状として目安になるのは何なのかということが気になりますね。
- 顔色が悪い
- ぐったり
- 焦点が合わない
- ひきつけを起こす。
- ミルクや母乳を飲まない
- 激しく10分以上泣き続ける
これらの症状がある場合は、急いで脳外科医のいる病院に連絡してください。
適切な処置をしなければなりません。
揺さぶられ症候群の後遺症は次のようなものがあります。
- 知能障害
- 言語障害
- 視力障害
- 運動麻痺
- 歩行困難
やはり揺さぶらないことが大切です。
小さな心がけ次第で防ぐことのできるものですので是非注意しておきましょう。
揺さぶられ症候群を防ぐための注意点は?
揺さぶられ症候群を防ぐための注意点としては、次の通りです。
- 首がすわってない場合は、揺らさないように首を支える。
- 赤ちゃんをあやしたりするときは普段から注意すること。
- お世話をしているときのイライラを赤ちゃんにぶつけないこと。
何をやっても泣き止まなかったりイライラすることは、子育てしていると沢山出てきます。
でも赤ちゃんは、泣くことでしか伝えることができません。
イライラすることも当然あるけれど赤ちゃんを揺すっても解決はしません。
そんな時は、少し離れて気持ちをリセットしてください。
誰にでもいいから話して楽になってみてくださいね。
赤ちゃんや子供はママやパパしかいませんよ!
まとめ
揺さぶられ症候群の症状はいつわかる?どのぐらい揺らすとまずい?のまとめ
- 揺さぶられ症候群とは:激しい揺れや長時間の振動によって脳に出血などが起きる
- 揺さぶられ症候群になりやすいのはいつ?:生後半年までの赤ちゃん。
- 揺さぶられ症候群といつわかる?:すぐの場合と・2か月程度たっての場合もある。
- 起きやすい状況:バウンサーを激しく揺らす・長時間や長距離のドライブ・たかいたかい。
- 揺さぶられ症候群の症状:顔色が悪い・ぐったり・焦点合わない・ひきつけ・飲まない・激しく泣く。
- 受診科はどこを?:脳外科
- 防ぐための注意点は?:イライラを赤ちゃんにぶつけない・首のすわってなあかちゃんを激しく揺すらない。
強く揺すってしまってからでは、取り返しがつきません。
イライラせず泣き止まなかったり行き詰ったらママ自身がまず一呼吸おいて落ち着いてください。
普通に生活していればそこまで心配することはありません。
是非注意点等守って大切に赤ちゃんを育ててあげてくださいね。
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