産まれたばかりの赤ちゃんのお肌はとってもデリケートです。
肌が薄くて弱いのに、代謝が活発なために色々な肌トラブルも引き起こしてしまいます。
大切な赤ちゃんの肌に湿疹が出来てしまうと、ママも心配になってしまいますよね。
赤ちゃんのお肌に湿疹が出来てしまうのには色々な理由があります。
適切なケアの仕方を知って、赤ちゃんのお肌をきれいな状態に保ってあげましょう。
赤ちゃんのお肌のトラブルの原因と、ケアの方法をお伝えします!
目次
赤ちゃんの全身に湿疹が!原因は何?
赤ちゃんは肌が弱いために湿疹ができやすいです。
湿疹の種類も色々あり、症状が起きる原因とケアの方法を知っておけば、お肌の症状を改善することが出来ます。
では、赤ちゃんの湿疹にはどんな種類があるのでしょうか?
乳児脂漏性湿疹
生後2~3か月ころの赤ちゃんに多く見られる湿疹です。
皮脂が分泌されることで引き起こされる症状ですが、皮脂の分泌が多い「顔・頭・耳の周り」にできやすいです。
症状としては、赤くなって腫れ、ジュクジュクしたかさぶたのようなものが出来ます。
あせも
赤ちゃんはとても汗をかきやすく、汗をかいても自分で拭くことが出来ません。
ずっと寝たままの状態でいると、身体の蒸れやすい部分にあせもが出来てしまいます。
あせもはかゆみを伴う赤い湿疹で、もしも赤ちゃんがかゆがっているようであればあせもが疑われます。
汗をこまめに拭いてあげる・汗をかいている時は衣服で体温調節してあげるなどして、お風呂に入れてあげて肌を清潔に保つようにしましょう。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は遺伝的要素の強い皮膚の症状です。
身体が乾燥してしまうとかゆみが起きて、肌が赤くなり幹部がジュクジュクしてきます。
乳児脂漏性湿疹と似たような症状ですが、なかなか症状が良くならないのが見分けるポイント。
赤ちゃんの肌を乾燥させないようにし、赤ちゃんが過ごしている部屋を清潔な状態にすることで予防することができます。
乾燥すると肌がかゆくなりますので、しっかり保湿をするようにしましょう。
湿疹が出て熱がある場合は要注意!
赤ちゃんの全身に湿疹が出たとき、熱の症状もあったときは注意が必要です。
熱を伴う全身の湿疹には、以下の病気が考えられます。
突発性発疹
生後半年~2年くらいの赤ちゃんに見られるもので、40度前後の高熱が3~4日間続いた後に発疹が起きるものです。
突発性発疹は高い熱が出る割には元気なことが多く、熱が下がってくるのと同じくらいの頃に全身に細かい発疹が現れます。
突発性発疹は1歳までの間に99%の赤ちゃんが発症します。
はしか
はしかはとても感染力の強い感染症で、はしかに対する免疫がない場合は9割の確率で感染します。
お母さんからもらった免疫がなくなる6か月からはしかにかかりやすくなり、感染すると一週間程度発熱が続き、いったん下がった熱がまた上がる頃に一緒に発疹が出てきます。
はしかにかかってしまうと、回復するまでに10日から2週間程度かかります。
約3割の人が合併症を引き起こしてしまうという、とても注意が必要な病気です。
風疹
37~38度の急な発熱があります。熱が出ると同じくらいの時に赤い発疹が出てきてきます。
大体が首から発疹が始まり、やがて全身へと広がっていきます。
発疹には軽いかゆみがあり、熱は2日程度、発疹は5日程度で良くなっていきます。
熱が出ると、リンパの腫れや咳、喉の痛みなどの症状が出て、リンパの腫れは6週間続くこともあります。
水疱瘡
水疱瘡にかかってしまうと37度から40度近い発熱とともに全身に強いかゆみを伴う虫刺されのような発疹が出ます。
発疹が出始めると、半日ほどで全身に広がり、やがて水疱になります。
この水疱は一週間程度でかさぶたになり、症状が治まっていきます。
赤ちゃんの肌を守るには

赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
よだれや皮脂、汗や尿といった外部からの刺激に弱く、清潔に保ってあげないとすぐに肌トラブルを起こしてしまいます。
赤ちゃんの肌を清潔な状態で保つには、毎日の入浴が大切になってきます。
毎日きちんとお風呂に入れてあげるようにし、綺麗なお肌を保つようにしましょう。
また、肌の乾燥が気になるときは保湿をしてあげるのも大切なポイントです。
大切な赤ちゃんの肌を守るためにも、日ごろのケアを怠らないようにしましょう。
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まとめ
- 赤ちゃんの顔に湿疹が出たら乳児脂漏性湿疹かも
- かゆみを伴う全身の湿疹はあせもの可能性がある
- 湿疹やかゆみがなかなか良くならない時はアトピー性皮膚炎の疑いが
- 発熱を伴う湿疹は危険な病気の可能性もあるためすぐに病院を受診しよう
- 赤ちゃんの肌を清潔に保って肌トラブルを予防しよう
赤ちゃんの全身に湿疹が出た場合、色々な原因が考えられます。
肌を清潔に保ち、乳児脂漏性湿疹やあせもを防いであげましょう。
症状が良くならない場合や、発熱を伴う発疹が出たときは病院を受診して適切な対処をするようにしましょう。
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